学生時代、ゼミの教材で「ハーバード・ビジネス・レビュー」と言う雑誌の中の論文の抄訳をしたことがある。今でこそ日本語版が出ているけれど、当時は原版(英語)しか手に入らなかった。単に訳すだけでなく、そこで書かれている内容を理解して発表するのだからかなり大変だった。今でも「良い思い出です」では片付けられないほど。
その出元、ハーバード・ビジネス・スクールでの生活や学生・教授たちの実態について、体験を綴った一冊、著者は日本の経営学界の第一人者。自分の教授から何度も聞いたことのあるお名前。
ケース・メソッド(スタディ)に代表される具体的な学生生活と、そうなるバックグラウンドとの両方がコンパクトな本に凝縮されておりとても興味深い。ハーバードがハーバードたる由縁を垣間見たような気がした。決して高邁な精神ばかりでなく、ドロドロした部分もあるのだと分かった。
単なる事実報告だけでなく、著者の思う日本人学生論、日本企業におけるMBAの処遇論、思考やふるまいの違いなど。それらのいずれも、本書が執筆されたおよそ40年前と今とで大して変わっていないように思える。ビジネスやビジネスマンを取り巻く環境は大幅に変わったであろうに。
書中に懐かしい名前を幾つも見つけた。A・D・チャンドラー教授、H・A・サイモン教授、フリッツ・レスリスバーガー教授…そんなキーワードだけは、四半世紀を過ぎた今でも頭に残っているものだ。あぁ、学生時代もっと真面目に取り組めば良かったなぁ。学費を出してくれた親に申し訳ないと今更に思った。
2013年11月2日 自宅にて読了
その出元、ハーバード・ビジネス・スクールでの生活や学生・教授たちの実態について、体験を綴った一冊、著者は日本の経営学界の第一人者。自分の教授から何度も聞いたことのあるお名前。
ケース・メソッド(スタディ)に代表される具体的な学生生活と、そうなるバックグラウンドとの両方がコンパクトな本に凝縮されておりとても興味深い。ハーバードがハーバードたる由縁を垣間見たような気がした。決して高邁な精神ばかりでなく、ドロドロした部分もあるのだと分かった。
単なる事実報告だけでなく、著者の思う日本人学生論、日本企業におけるMBAの処遇論、思考やふるまいの違いなど。それらのいずれも、本書が執筆されたおよそ40年前と今とで大して変わっていないように思える。ビジネスやビジネスマンを取り巻く環境は大幅に変わったであろうに。
書中に懐かしい名前を幾つも見つけた。A・D・チャンドラー教授、H・A・サイモン教授、フリッツ・レスリスバーガー教授…そんなキーワードだけは、四半世紀を過ぎた今でも頭に残っているものだ。あぁ、学生時代もっと真面目に取り組めば良かったなぁ。学費を出してくれた親に申し訳ないと今更に思った。
2013年11月2日 自宅にて読了