山モノと誰しもが思っていた著者の海モノ。新境地開拓の意欲ってところでしょうか。舞台は御蔵島と思われる架空の島。イルカ見物が島の大きな収入源となっているところにシャチが現われ…
海や生物の描写は素晴らしいと思う。シュノーケリングしかしたことはないが(体験スクーバはある)、きっとスクーバならそうであろうと想像しやすい表現も見事。
残念なのは、色々なことが中途半端なまま物語が終わってしまったこと。流れ者みたいなダイバーは?気丈な研究者は?お騒がせ娘は?そして島の様子は?そこは読者の想像にお任せ、なのかもしれないが、続編があるのかしらんと思ってしまった。
2013年11月7日 通勤電車にて読了
海や生物の描写は素晴らしいと思う。シュノーケリングしかしたことはないが(体験スクーバはある)、きっとスクーバならそうであろうと想像しやすい表現も見事。
残念なのは、色々なことが中途半端なまま物語が終わってしまったこと。流れ者みたいなダイバーは?気丈な研究者は?お騒がせ娘は?そして島の様子は?そこは読者の想像にお任せ、なのかもしれないが、続編があるのかしらんと思ってしまった。
2013年11月7日 通勤電車にて読了