自らのブログを検索してみれば、2008,2009,2010と連続で見て以来ごぶさただった?本展を観た。例によって無料にも関らず「トワイライト」のスタンプは押して貰える♪キヤノン(主催者)さん有難う!
今年のグランプリは高校生。綺麗に撮れている作品ばかりではないが、自らの心の動きを捉えようと頑張っているセルフポートレイトが審査員にアピールしたのだろう。でも自分は優秀賞の「全国ひとり記念写真」がとてもユニークな企画だと思った。全国の観光地にある、団体旅行がベンチに座ったり立ったりして写るアレ、あれを1人で、しかも同じ服装で。気がつけば全都道府県を訪ねたそうだ。全然バカらしいとは思えない。出展者は被写体であり、撮影技術はその土地土地の写真屋さん。なので撮影技術でなくシリーズ物の企画が評価されたわけで、そういうのもアリなのかと審査員の懐の深さに感じ入った。
震災の爪痕や復興を扱った作品は、入選作には見当たらなかった。奇をてらったコラージュや多重もあまりなかった気がする。風景であれ人物であれ、どういうテーマで撮ったか、応募者の撮影意図を評価する色合いが濃い選考であるように思われ、以前より好ましく感じた。
2013年11月15日 恵比寿・東京都写真美術館にて
今年のグランプリは高校生。綺麗に撮れている作品ばかりではないが、自らの心の動きを捉えようと頑張っているセルフポートレイトが審査員にアピールしたのだろう。でも自分は優秀賞の「全国ひとり記念写真」がとてもユニークな企画だと思った。全国の観光地にある、団体旅行がベンチに座ったり立ったりして写るアレ、あれを1人で、しかも同じ服装で。気がつけば全都道府県を訪ねたそうだ。全然バカらしいとは思えない。出展者は被写体であり、撮影技術はその土地土地の写真屋さん。なので撮影技術でなくシリーズ物の企画が評価されたわけで、そういうのもアリなのかと審査員の懐の深さに感じ入った。
震災の爪痕や復興を扱った作品は、入選作には見当たらなかった。奇をてらったコラージュや多重もあまりなかった気がする。風景であれ人物であれ、どういうテーマで撮ったか、応募者の撮影意図を評価する色合いが濃い選考であるように思われ、以前より好ましく感じた。
2013年11月15日 恵比寿・東京都写真美術館にて