11月に入って客先出張がめっきり減り、ついでにギャラリーへ…が出来ず足も遠のきがち。久々に出かけた。東京都写真美術館のチケットは大抵オークションで買ってます。
1960年代から活躍する作家の作品から6つのグループに分けて展示。モノクロ。残念なのは、入口で渡される作品リストと現物との照合ができないこと。写真には一切、展示番号もキャプションもない。では何のためのリストなのか?
「風姿花伝(ふうしかでん)」は正方形のフォーマットがまず印象的。日本各地の風物や人、記録写真的でもありスナップ風もあり。「物草拾遺(ものぐさしゅうい)」も正方形、このタイトルにこだわりを感じるが、作品群は印象に薄い。「恐山へ」は下北半島に留まらず秋田や新潟でも撮影されたとあり、リストでは作家の意図を感じるものの写真はそれよりもアンダー気味、粗めに撮られた作風が異世界の表現だと思った。
「紅い花」と言うタイトルはご存知・漫画家つげ義春の作品から。人物スナップばかり、昭和40年代の人々の姿の貴重な記録、人の息遣いが感じられる作品群。東京景はスナップ集、背景の建物や看板、クルマから見覚えある「むかし」が見える。展示会タイトル「凪の片(なぎのひら)」は作者の現在。東日本大震災以降か、千葉の周辺。特に震災は出てこず、ちょっと理解に苦しむ。
この人の写角や構図の切り方は自分と同じようだと思う作品もあれば、いったい何を考えてレンズを向けシャッターを切ったのか意味不明な作品もあり。その振れ幅の大きさが作家の幅広い実力なのだと思ったが、最初に書いた理由でちょっとフラストレーションが溜まったのも事実だった。
2013年11月15日 恵比寿・東京都写真美術館にて
1960年代から活躍する作家の作品から6つのグループに分けて展示。モノクロ。残念なのは、入口で渡される作品リストと現物との照合ができないこと。写真には一切、展示番号もキャプションもない。では何のためのリストなのか?
「風姿花伝(ふうしかでん)」は正方形のフォーマットがまず印象的。日本各地の風物や人、記録写真的でもありスナップ風もあり。「物草拾遺(ものぐさしゅうい)」も正方形、このタイトルにこだわりを感じるが、作品群は印象に薄い。「恐山へ」は下北半島に留まらず秋田や新潟でも撮影されたとあり、リストでは作家の意図を感じるものの写真はそれよりもアンダー気味、粗めに撮られた作風が異世界の表現だと思った。
「紅い花」と言うタイトルはご存知・漫画家つげ義春の作品から。人物スナップばかり、昭和40年代の人々の姿の貴重な記録、人の息遣いが感じられる作品群。東京景はスナップ集、背景の建物や看板、クルマから見覚えある「むかし」が見える。展示会タイトル「凪の片(なぎのひら)」は作者の現在。東日本大震災以降か、千葉の周辺。特に震災は出てこず、ちょっと理解に苦しむ。
この人の写角や構図の切り方は自分と同じようだと思う作品もあれば、いったい何を考えてレンズを向けシャッターを切ったのか意味不明な作品もあり。その振れ幅の大きさが作家の幅広い実力なのだと思ったが、最初に書いた理由でちょっとフラストレーションが溜まったのも事実だった。
2013年11月15日 恵比寿・東京都写真美術館にて