日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
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【本】アルフレッド・ランシング著/山本光伸訳 「エンデュアランス号漂流」(新潮文庫)

2015-09-03 21:26:25 | 本・映画・展覧会
 南極探検に出かけて消息を絶ったイギリスの船と、その乗組員の2年におよぶ闘いぶりを描いた大作。フィクションではなくドキュメントだが、事実は小説より奇なり。

 何より凄く素晴らしいのは、乗組員全員が生還したこと。一人ひとりの体力や気力という資質が大きいとは言え、数十人のチームを励まし、叱咤し、率いてきた船長のリーダーシップとはどのようなものか、注目してしまうのは自然だろう?カリスマなのか、協調型なのか。こういう極限状態ではどういうリーダー(の振舞い)が効果的なのか。若いうちなら壮大な冒険小説として読めばそれで済むかもしれないが、ある程度歳をとった読者であればその点にも着目すべき。

 蛇足になってしまうのかもしれないが、これほど過酷な2年間を過ごした乗組員たちのその後も知りたいと思ってはいけないだろうか?船長シャクルトンはその後も南極探検を続け、現地で没した。そもそも本書を読んだのは、南極旅行について調べていて南極に彼の墓碑があることから足跡を辿っていて知ったのだ。それほどまでに魅力的な土地なのか、行ってみたいものだ。

 2015年8月20日 JL614便(長崎→東京)機中にて読了
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2015年8月20日 【仕事】長崎小夜曲

2015-09-03 06:57:38 | 仕事
 長崎のお客様(候補)に国際ネットワークサービスの説明をすべく出張しました。

 朝の飛行機で飛び、バスで市内へ。ここのバス、ほぼ10分~20分間隔で頻発しており、途中停留所から長崎方面へのお客さんを拾うことも兼ねているとは言え商売成り立つのか心配です。松山町で降り、数年ぶりに平和公園へ。中国人観光客で埋め尽くされていましたが、平和の像の前でピースサイン出して写真撮る馬鹿者が居なくて良かったです。もっとも傍らの原爆投下由来の説明板(中文もあり)を読んでる人など居ませんでしたが…。電車で長崎駅前へ行き(古い車両が来てラッキーだった)、旨いちゃんぽんで昼食を済ませ、他のメンバーと合流して先方の会社へ。

 説明はまぁまぁだったと思うけど、そもそも当社のサービス内容が先方のニーズにマッチしていたのか、ちょっと疑問でした。この点、間に入っている会社の理解と双方への説明不足な気が。でも折角の縁ですのでお手伝いできないか、今後引き続き情報収集に努めます。うまくすれば海外出張になるかもしれないし?

 間に入ってる会社の面々はわざわざ福岡から出張、九州全域を見ているようで社用車の走行距離も伸びそうです。遠回りになるのに空港まで送って下さり、すぐの便に乗れるあな嬉しやと思ったら満席。ここぞとマイレージカードを出してキャンセル待ち、見事にキャンセルを勝ち取り予定より大幅に早く帰京することができました。長崎でもう少し市内を歩いて夕飯も済まそうと思っていたことはヒミツです。

(往路)JL605便(JA659J:767-300ER)
(復路)JL614便(JA324J:737-800)
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