モノクロ、ど迫力の家族写真展。はっきり言って貧困家庭なので見て楽しいことは何もない。会場の説明書きによれば家賃滞納で公団住宅を追い出され一家離散になったり車中泊生活をしたりで、再びどこかのアパートで一家集まって暮らせるようになったらしい。生活保護。
傍から見たらスラムかセルフネグレクトじゃないかってくらい散らかった家だけど、撮影者にはかけがえの無い家であり家族なのだろう。そんな環境を嫌いにならないって立派。
撮影者の狙いは何なのか、何を伝えようとしているのか、写真展をみながら常に考える。この作品群では家族の大事さなのか、貧困についてなのか。それとも問題提起ですらないのか。それは撮影者と言うより鑑賞者の問題になる。
2015年9月6日 ニコンサロンbis新宿にて
傍から見たらスラムかセルフネグレクトじゃないかってくらい散らかった家だけど、撮影者にはかけがえの無い家であり家族なのだろう。そんな環境を嫌いにならないって立派。
撮影者の狙いは何なのか、何を伝えようとしているのか、写真展をみながら常に考える。この作品群では家族の大事さなのか、貧困についてなのか。それとも問題提起ですらないのか。それは撮影者と言うより鑑賞者の問題になる。
2015年9月6日 ニコンサロンbis新宿にて