キリよく月曜日が期初、おかげで台風の余韻でダイヤぼろぼろの通勤電車で2時間半もかかって出勤しましたよ…まさか1時間半も電車に乗れずホームで待つことになるとは思わなかった。乗ったら乗ったで普段の倍以上の時間がかかるし。倒木や安全確認で始発から運転できないのは仕方ないとして、何で次々に電車を走らせられないものかね?(怒)
さて、15年ほど前に書かれた本書だが、事態は本書で著者が述べた通り、ただしペースは遅めに推移しているように見える。事態とは、日本における路面電車復権の部分。豊橋駅周辺部の整備や富山港線のLRT化、宇都宮LRTの建設などが現実のものとなった。
だが本書に紹介された諸外国の復権ぶりに比べると、日本の路面電車は復権と呼べるほどの状況にはなっていないと感じる。本書巻末で著者が述べている現状の問題点(例えば軌道法の制約や料金収受方法)について解決に向けた大きな進展は見られない。相変わらず地方都市は郊外のショッピングセンターへのスプロール化が進み、或いはそのショッピングセンターすらも撤退するほど消費人口が減っている現状。
日本と言う都市環境において、路面電車がフィットするのは本当に著者が言うように中規模地方都市なのだろうか?輸送量や路線規模の前提(定義)は本当に正しいのだろうか?ちょっと疑問に思いながら読んだ。
2018年10月1日 通勤電車にて読了
さて、15年ほど前に書かれた本書だが、事態は本書で著者が述べた通り、ただしペースは遅めに推移しているように見える。事態とは、日本における路面電車復権の部分。豊橋駅周辺部の整備や富山港線のLRT化、宇都宮LRTの建設などが現実のものとなった。
だが本書に紹介された諸外国の復権ぶりに比べると、日本の路面電車は復権と呼べるほどの状況にはなっていないと感じる。本書巻末で著者が述べている現状の問題点(例えば軌道法の制約や料金収受方法)について解決に向けた大きな進展は見られない。相変わらず地方都市は郊外のショッピングセンターへのスプロール化が進み、或いはそのショッピングセンターすらも撤退するほど消費人口が減っている現状。
日本と言う都市環境において、路面電車がフィットするのは本当に著者が言うように中規模地方都市なのだろうか?輸送量や路線規模の前提(定義)は本当に正しいのだろうか?ちょっと疑問に思いながら読んだ。
2018年10月1日 通勤電車にて読了