日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
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2018年10月19~20日 【ジェミニ】クルマで絶景ドライブ~新潟編(2)

2018-10-31 20:00:13 | クルマ
 起きたら雨は止んでいた。朝食を頂き8時に出発。R352~R17~R291~R116と走って日本海側を目指す。今日は通りすがりに見つけたあちこちに立ち寄った。

(1)田中角栄記念館
 昨日も浦佐の駅前を通った時に思ったが、今でも「角さん」はこの地でレジェンドなのだろうと。入った途端、スーツを着たおじさんが何人も「いらっしゃいませ」きっと後援会の会合とかこんな感じなのだろう。展示は遺品が多く、達筆に驚かされた。一方、業績(毀誉褒貶)に関する展示は殆どなく、いちおうは世間に気を遣ったのだろうと思った。

(2)良寛記念館
 「子供と遊ぶお坊さん」の印象が強い良寛の書や、良寛の作品を愛した後世のパトロン、作家の作品を展示。広くはないが、良寛への敬愛ぶりが伝わってきた。

(3)天領出雲崎時代館・ 出雲崎石油記念館
 出雲崎は江戸時代には天領佐渡で採れた金銀の本州側受け入れ港。そして北前船の一大寄港地。近世では近代的石油採掘発祥の地。その歴史を垣間見ることができた。

(4)寺泊水族博物館
 以前も寄った気がするが、昔ながらの水族館。なんか和む。

(5)魚のアメ横
 一時のブームは去った気がするが、寺泊には買出しツアーが訪れる海産物店が並ぶ。メインは鮭らしいが、各地から集まったカニが目を惹く。少し元気を取り戻した親に送った。

(6)越後七浦シーサイドライン
 今日の主目的はここ。日本海岸を走るR402はどこも良い景色だが、特に名づけられた区間はアップダウンもあって木々と海のコントラストが見事。今日は快晴で向かいの佐渡も間近に見えた(写真)。

 新潟市まで走り、帰りは関越道でなく磐越道で遠回りしてゆくことにした。途中会津エリアでは結構な雨降り、福島中通りに出たら止んだ。途中の夕食休憩で時間調整、東北道も首都高も渋滞なく帰宅。今日は見学しつつもガッツリ走れた。

 2日で950km、楽しいドライブだったが愛車で気になる点が。マフラーに穴が開いたのか、排気音がやや太く、アイドリング回転数も少し上がった。ハンガーゴムがヘタったのか、ラテラルロッドかどこかに干渉しているような音がする。メンテナンスしなくては。(おわり)

  本日の走行距離:約600km
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【本】 木ノ内敏久著 「H.I.S.澤田秀雄の『稼ぐ観光』経営学(イースト新書)

2018-10-31 06:43:59 | 本・映画・展覧会
 格安航空券でその名を轟かせ、航空券からパッケージツアーへ、ついには航空会社までと快進撃したH.I.S.。大手代理店の寡占に大きな風穴を開けたことは評価できるが私は利用しません。だってクレジットカード使えないし、利用航空会社を指定できないんだもの(今はどうなっているか知らない)。

 そのH.I.S.で名を轟かせた経営者・澤田秀雄氏が再生に乗り出した西九州にあるハウステンボス。どうもオランダ村とごっちゃになっちゃうんだよねえ。少なくとも数字上は見事な復活を遂げた。友人にもリピーターが居るし、きっと楽しいところなんでしょう。その再生劇のダイジェスト版が本書。再生劇もだが澤田
氏の生い立ちから過去の経歴も追ってあり、「澤田氏入門」としてオススメ。

 本書には澤田氏流の経営判断基準も書かれているし、人や組織の動かし方も書かれている。規模は違えど会社勤めの人間には役に立つ…かどうかは正直どうでも良い(それは私の意見であり、本書の価値の話ではない)。

 ハウステンボスは「オランダの街をそのまま持って来る」という理想・ポリシーのもと開業し、支持されなかった。澤田氏はオランダへのこだわりなぞどうでも良い、とにかく楽しく目新しく人を呼べる策を講じ成功した…なんか素直に褒める気になれないんだよなあ、やっかみとかでなく。高邁な理想を貫いて死すか、現実路線に切り替え雇用を保障し地元を潤すか、後者が正しいのだろうけど。そういう意味では、むしろH.I.S.の成功をより讃えたい自分なのだった。ハウステンボス、開園直後に行ったきりなんで久しぶりに行ってみようかなあ。オッサン1人だと浮きそうだ。

 2018年10月18日 通勤電車にて読了
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