日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
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2019年6月24日 【仕事】ロボットにフォロー(リマインド)はできない?

2019-07-09 20:48:46 | 仕事
 いま仕事の世界ではRPA(Robotic Process Automation)がハヤリである。製造以外の分野においても単純な作業はコンピュータにやらせ、作業効率と精度を高め作業者の負担を減らしましょうというもの。おっしゃる通りで、定型業務などドンドンやらせてしまえば良い。

 我が社でも少しずつ、RPAの導入をしている。ただ設計業務に使うのはまだ怖いので、勤休登録とか旅費精算とか購買手配とかのバックエンド作業が主体。その中に期日到来作業のアラート機能がある。作業忘れてこれは便利!

 …そう思った時代がありました。だが実際には、忙しい人間やズボラな人間はアラートメールを見ないのだ。もちろん対象の何分の一かは「あっヤベ」と作業するだろうけど、アラートメールだけでは「実施率100%」は達成できない。

 結局、有効なのはface to faceのフォロー(リマインド)だという事がしばらく使ってみて解った。しかも入社年次の古い自分が言うと効くので(笑)、単純作業と言えどもロボットに代替が万能ではないと思い知った次第。それが良いこととは思えないが、そういう現実(現場)なのだ。
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【本】磯部浅一著 「獄中手記」(中公文庫)

2019-07-09 06:36:43 | 本・映画・展覧会
 昭和11(1936)年に起こった陸軍青年将校を中心とするクーデター「2.26事件」の主導者の一人、磯部一等主計(当時)の手記や獄中記などを纏めたもの。

 失敗に終わったクーデターを起こした者は体制側から見れば当然「反逆者」「犯人」であり、その者の手記(しかも獄中で綴ったもの)などがどうして遺せたのか不思議だが、その行動に共感・同情した看守がいたと言うことである。

 本書に記されているクーデター側の言い分が正しいのかはともかく、いちおう筋は通っているように読める。それを武力で正さんと言う姿勢は止むを得ずと言うべきか。昭和天皇の思うところを読み違えたのが誤算と言うべきか、やはり彼らの言い分は時代錯誤で間違ったものだと言うことになるのだろう。

 クーデターなど起こって欲しくはないが、今の日本にこれほど熱く国を思い民を思う一団など居ないだろうなあ。

 2019年6月24日 通勤電車にて読了
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