日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
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【本】小牟田哲彦著 「世界の鉄道紀行」(講談社現代新書)

2019-07-23 20:33:58 | 本・映画・展覧会
 図書館に本の返却に行き、たまたま本書を見つけて借りてしまった。けっこう厚みのある本で、世界各国の鉄道旅行記。その大部分が豪華列車や高速列車ではない庶民的な列車なので、読んでいて興味深い。収録されているのは下記の国々。

・ペルー(2編)
・ポーランド
・キルギス
・アメリカ
・ハンガリー→オーストリア→ドイツ→フランス
・ネパール
・シリア
・台湾
・フィリピン
・カンボジア
・中国
・タイ→ミャンマー
・ボリビア
・カメルーン
・ボスニア・ヘルツェゴビナ
・メキシコ
・オーストラリア
・ベトナム
・ザンビア

 著者は「乗り鉄」だが「完乗マニア」ではないようで、時間や治安の許す範囲で乗車するという割り切りの良さが好結果を生んでいるように思えた。2000年代初頭からの乗車記であり、10数年経った現在では乗れなくなった列車もある(例・フィリピン)。近年の世界各国では長距離高速列車もしくは都市圏コミューターという二極に整備が分かれ、都市間を結ぶ旅客列車は衰退しているように見える。本書に負けじと自分も乗れるうちに乗りに行きたいと思うのだった。

 2019年7月7日 映画を観に行った帰りの電車にて読了
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【映画】響け!ユーフォニアム 誓いのフィナーレ(6回目)

2019-07-23 06:50:24 | 本・映画・展覧会
 既に一連の上映が終了した「ユーフォ」だが、劇場版3作目の制作決定記念と銘打って、改めての上映が行われることになった。それが音響に定評のあるシアターだったでかつ「ガルパン」もついでに(とか書くとガルパンファンに怒られそうだ)観られるとのことで、友人とセットで観に行くことにした。七夕の夜にオッサン2人でアニメ映画鑑賞って(笑)

 アニメ開始当初は新入生からスタートした「ユーフォ」シリーズも本作では主人公達が2年生に進級、当然後輩ができるわけで、その接し方を通じて主人公達の青春と成長が描かれるのが本作。演奏シーンの描写が評判でもあることから本作ではより時間が割かれているように感じられる。「極音」と付記された本上映、期待以上に素晴らしく、改めて観に行った甲斐があった。ティンパニの丸みある低音、立ち上がりの鋭いトランペットのファンファーレ、次第に周囲を圧倒してゆくオーボエソロ。演奏シーンの最後、曲のフィナーレの盛り上がりには鳥肌が立った。音の定位と言うのか、楽器演奏者のポジションから音が聴こえてくるのに感心。

 リバイバル上映期間中にもう一度行きたいほどの「極音上映」でありました。

 2019年7月7日 立川・シネマシティ2にて
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