日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
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2020年7月1日 【仕事】在宅勤務4ヶ月目

2020-07-16 20:00:00 | 仕事
 3月末から始まった在宅勤務も満3ヶ月となり、4ヶ月目に入った。この間に出社したのは僅か2回。いちおう在宅勤務は今月末までとされているが、その後も従来のように週5日出社することは多分ない。何しろ定期券解約まで指示されたのだ、会社の方針に従うならせいぜい週2日だろう。

 生活圏は劇的に狭まった。基本的には自宅から数百mにあるスーパーまで。通勤に使っていた駅ですら、図書館や映画を観に行くとき以外は行かない。もともと遠出はすれど近場ウロウロはしない生活だったので、ストレスを感じることもない。あ、でも会社帰りに都内のライブハウスに向かっていたのが、夕方にわざわざ都内まで出かけるのには(新型コロナ感染リスクを除いても)抵抗を感じる。きっと今後、ライブに行くペースは落ちるだろう。

 8月以降の勤務について会社からどういうお達しが出るのか、それで自分の生活がまた変わるのか、ちょっと楽しみではある。
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【映画】もののけ姫

2020-07-16 06:00:00 | 本・映画・展覧会
 「ナウシカ」を観に行ったのだから、その続編的意義を持つとも言われる「もののけ」も見に行くことにした。うーん、これもちゃんと観てなかったかも。ジブリ作品って前宣伝や特集記事が多いから、それだけで観た気になっちゃっていたんじゃないのか。

 「ナウシカ」より遥かに多くのアンチテーゼを、遥かに直接的に描いた作品だなと思った。誰だジブリをファンタジーだと言ったヤツ。本作観てそう言えるのは、よっぽど脳内お花畑なんだろう。確かに舞台の森の幽玄さにはナウシカの腐海に共通するうすら暗さがあり、ファンタジーに込めた痛烈な社会批判には共通するものがある。

 だが本作は強力な「毒」を吐く。思いつくだけで村の因習(必ずしも悪とは言い切れないが)、少数民族絶滅、男尊女卑、女人禁制、ハンセン病患者差別、拝金主義、(今で言う)ダイバーシティ、エトセトラエトセトラ。そして登場人物は葛藤したり傷ついたり癒されたり。さらに、舞台として日本の近代から中世頃までのあれこれをモチーフとしており、とにかく観ていて考えること、気になることが多い。

 これは立派な教材だ。ストーリーの無理やりな展開とか、気になるその後とか山ほどあるけど。「ナウシカ」は観終えてホッとする部分があったが、本作はザワザワした感覚が残った。

 2020年6月29日 川崎・チネチッタにて
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