日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
お気軽にコメント下さい。

2020年6月30日 前半戦終了

2020-07-15 20:00:00 | ノンジャンル
 6月末日、詳細な日数はともかく気分的には「一年の半分が終った」のである。前半戦終了である。しかるに、今年のアクティビティの少なさよ。

 写真は拙宅の本棚に積まれたアルバムの一部。旅行の航空券や施設入場券、映画の半券や写真展の案内葉書、人と飲食した店のカード。写真以外の「ライフログ」であり、ここ10年ほどは一年分が一冊、それくらいの「記念品」が溜まると言うことだ。しかるに、今年のアルバム(最上段)の薄いことよ。

 どうやら今年はこの後も、これらの記念品が一気に増えることはなさそうだ。映画は観に行き始めたが、半券は小さい。2,3泊でもうっかりすると数ページを要するような、乗り物三昧の旅ができたとしても今からではそう多くなかろう。

 改めて、今年の異様さを思い知るのだった。

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【映画】風の谷のナウシカ

2020-07-15 06:00:00 | 本・映画・展覧会
 まさかこの作品が映画館で、しかも音響効果つきで上映される日が来ようとは…ジブリ旧作4作品、各劇場で公開。厳密には「ナウシカ」はジブリ設立前の作品なのだが、まあいいか。

 真っ白い小さな動力機(メーヴェ)から降りた可愛らしい少女が、おどろおどろしい森「腐海」へ降り立ち探検をするシーンから始まり、腐海の起こり、部族国家の対立と戦争、「蟲」を通じた生態系への影響など、現代社会・世界への批判たっぷりの内容であることが、改めて観ると強く感じられる。あれ?当時まともに全編通して観た事あったっけ?断片的な紹介ばかりで観た気になっていた?

 理想論に走るおてんば娘と評されても不思議ないナウシカの行動はすべて「勇気と行動力のある姫様」に転嫁されるご都合主義に苦笑いを禁じ得ないし、本編のゴタゴタが去ったあと「風の谷」はじめ諸国の命運やナウシカの生涯など気になる点は山ほどあるけれど、それでも描かれた腐海や各種航空機の描写の細かさと発想の豊かさ、仕上げの美しさ、スピード感ある画面構成など、アニメ作品として世界に評価される理由を再認識した。

 2020年6月27日 川崎・チネチッタにて
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