日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
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2020年7月16日【バイク】YBR125(FI#2)で坂東三十三ヶ所巡りツーリング(3)埼玉・東京

2020-07-31 20:00:00 | バイク・自転車
 札所は埼玉の奥地(笑)、秩父を目指すため、5時に出発の予定が寝過ごして30分遅延。平日のため朝の立川あたりで通勤ラッシュでさらに遅延、3時間半ほど掛かって最初の目的地に着いたのは、目論見より1時間近く遅くなってしまった。一昨日とはうって変って寒いほど、メッシュジャケットの中にナイロンジャンパーを着て走ったが、朝のうちはレインウエアも着れば良かった。

(10)第9番 都幾山 慈光寺:埼玉県比企郡
 県道から山の上へ2kmくらい上ってゆく。観音堂はさらに数分歩いて上ったところにあるが、ドーンと立派な造り。寺は最盛時75の僧坊を誇ったそうだが今は静かに数棟が残るのみ。納経帳に御印をいただくため本堂に招き入れられると、千手観音ほかさまざまな御仏や仏画などがギッシリ。雑然とした感じも受けないではないが、それぞれについて丁寧な説明を受け歴史に感心。境内の宝物殿300円、こちらも国宝などあり見応えがあった。

(11)第10番 巌殿山 正法寺(岩殿観音):東松山市
 今日はスマホナビの調子が良く、問題なく誘導され裏参道からアプローチ。確かに最短経路だったが、直線で寺に向かう表参道に回れば良かったと後悔。
 観音堂が素晴らしく立派だった。銅鐘は1322年鋳造だそうだが、坂東札所は創建から1,000年以上経っているところがザラであり、だんたん時間感覚が麻痺してくる。

(観光)吉見百穴:埼玉県比企郡(写真)
 吉見百穴がコース近くだったので再訪してみた。CB125T時代の仲間と先代YBR125に乗って訪れたのが2013年11月末。その時と比べ、軍需工場跡、ヒカリゴケ洞窟など何ヶ所も立入禁止となり、ほとんど外から眺めるだけになってしまっていた。敷地内の埋蔵文化財センターの展示は興味深い。入場料300円

(12)第11番 岩殿山 安楽寺(吉見観音):埼玉県比企郡
 本堂江戸時代だが立派、三重塔
 同じ吉見だが百穴からは山を越えた反対側。ここの特徴は何と言っても三重塔ではないか、江戸時代の建築だそうだが、同時期で立派な本堂ともどもホーッと感心して見とれてしまう。

(13)第12番 華林山 慈恩寺(慈恩寺観音):さいたま市岩槻区
 岩槻ってさいたま市に編入されていたのか、知らなかった…ここだけ、他の札所から少々離れている。かつ国道や県道からも離れておりアクセスしにくいが、動作順調なスマホナビに助けられた。境内は立ち木が少ないため明るく開かれた印象。本堂は大きい。300m離れた玄奘塔へは寄り忘れた。

 これで埼玉終了。まだ時間があるため、R4に出て一つしかない東京の札所へ向かう。「雷門」でお馴染み、浅草寺である。もう少しマイナーなお寺にすれば良いのに…。

(14)第13番 金龍山 浅草寺(せんそうじ)(浅草観音):東京都台東区
 アサクサのセンソウジ、昔から不思議に思っている読み方の組合せ。事前にチェクしておいた雷門地下駐車場に有料駐車の優良ライダー。雷門を潜り仲見世を抜け境内へ、客はぱらぱらで人混みには程遠い。
 やはり浅草寺は別格に大きい。境内も広い。地元の人、学校帰りの生徒が横切っているのは著名さとはアンマッチだが微笑ましい。浅草寺の納経所は混むと脅されていたが、平日かつ夕方のためか待ちゼロで書いて頂けた。

(観光?)浅草文化観光センター
 雷門前の交差点を渡ったところに施設があり、特に観光情報は求めていなかったが寄ってみた。浅草寺を始めとする浅草界隈、でだけでなく台東区、ひいては下町に関する資料や写真があった。アンケートに答えたらクリアファイルと絆創膏を頂き、ありがとうございました。

 帰りは三つ目通りを南下して湾岸道路に出、新木場から若洲、ゲートブリッジを通って帰宅した。帰りも通勤ラッシュのため、大森から先は渋滞がちだった。これで埼玉、東京も終わり、第一番~第十四番までをコンプリート。これで追いついたので、次回からは後輩クッチーと一緒に巡ることにする。

 本日の巡礼箇所:5
 巡礼箇所の合計:14
 本日の走行距離:約234km
 巡礼ツー合計走行距離:約457km
 坂東三十三観音 公式Web:https://bandou.gr.jp/
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【本】さかぐちとおる著 「ラテンアメリカの鉄道」(彩流社)

2020-07-31 06:00:00 | 本・映画・展覧会
 図書館の「旅の本特集」で見かけて借用。面白く懐かしい一冊だった。

 カリブ海のキューバ、南米の各国を走る鉄道(メトロも含む)のあれこれの乗車記。乗った鉄道すべてが主要都市から乗れるわけではない。不思議なことに、地方でのみ鉄道の運行が残っている国は少なくない。著者はラテン音楽の専門家であり、スペイン語も話せる。なのでこれだけの旅ができたのだろうと羨ましく思う。
 本書のうち自分が乗ったのはキューバの電車、アルゼンチン(ブエノスアイレス)の地下鉄、メキシコのチワワ太平洋鉄道くらいか。読んだら改めて南米諸国を訪れたくなった。

 2020年7月15日 自宅にて読了
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