一目でわかる作風の円空はここ数年気になっており、機会があれば岐阜の美術館・資料館などへも行ってみたいと思っている。なぜ気になっているかと言えば、各地を回って土地土地に作品を残しているから。東北や北海道など多いのだが、旅の僧としての生きざまがどのようなものだったのか、気になる。芸術作品ではもちろん無く、有難がって安置される仏様とも限らず、時には子供の遊び相手となる人形代り。仏教がそういう身近であった時代を想像するのは難しい。
そういう理由で借りた本書は、柔らかな作風を持つ僧・木喰についても触れている(もともとは別々の研究書だったのを、1冊に組み直した由)。こちらは馴染みがなく、円空とは対照的と言うのか、全く違う生きざま、作風を遺した上人について知ることができた。
2021年3月27日 沖縄・座間味島の民宿にて読了
そういう理由で借りた本書は、柔らかな作風を持つ僧・木喰についても触れている(もともとは別々の研究書だったのを、1冊に組み直した由)。こちらは馴染みがなく、円空とは対照的と言うのか、全く違う生きざま、作風を遺した上人について知ることができた。
2021年3月27日 沖縄・座間味島の民宿にて読了