日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
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2021年3月30日 【ハイク】関東ふれあいの道(千葉ー7)

2021-04-09 20:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク
 約1か月ぶりに千葉へ歩きに。前回のあと調べたところ何本も通行止のコースがあることが判明、ちょっと歩きに行くモチベーションが下がってしまい、おまけに3月は飛行機のマイレージ修行が忙しかったのだ。だが今日は順番を飛ばしていたコースへ。早朝の電車を乗り継いでJR本納駅へ、駅前に待機してたタクシーで出発地点へ(1,200円)。

千葉県コースマップ

(10)山里のみち(約13.0km)
 新治小学校でタクシーを降り、コンビニでトイレを借り、ストレッチして8:00に出発。今日は長袖Tシャツ+薄い防風ジャンパーのみ。県道か市道か判らないが、舗装の道をひたすら歩く。歩道はない区間が多い。遅めのペースで歩き、道標を見過ごさないよう注意して歩くが一カ所ミスコースした。長柄(ながら)ダムに架かる橋からは圧巻の眺め、だがダムは干上がっていた(写真)コース終点の六地蔵(郵便)局バス停の近くにある「道の駅ながら」に10:30着。途中でコーヒーブレイクできるポイントがなく、ノンストップで歩き通してしまった。本納駅から新治小学校までは前回歩いていたので、実際には13㎞も歩いていない。
 道の駅で近隣の店で作った弁当を売っており、チキンビリヤニなんて珍しいものがあったので買って休憩コーナーで早々と昼食、旨し。

(11)森と森をつなぐみち(約12.5km)
 11:00出発。ちょっと里山に入ってゆくかと思ったが殆ど車道歩き。あちこちで桜が咲いているのが嬉しい。しかしヘタすると4月を待たずして葉桜だよ。コースは大きなアップダウンなく、何だか面白みを感じないのは回数を重ね不感症になったからか?最後、笠森観音までの数百mだけが自然の中を歩く感じだった。2時間に1本程度のバスに間に合わせるべくペースを上げて歩いたので、笠森観音に13:30着、ほんの小休止してバス停に13:45着、14:00のバスで茂原駅へ。2時間後だと上総牛久へ出るルートだったので、そちらを通ってみたかった気もしたが。
 茂原駅では10分ほどで快速東京行き、やった!グリーン車で一気に帰れると思ったら京葉線経由の電車だった。ロングシートで読書しながら帰宅、早まってグリーン券を買わなくて良かった。

 今日は桜が綺麗だった以外はあまり感動もなく、一方で疲労もなく、消化試合のようなハイクだったのは残念。昼に弁当を買い休憩も取らなかったので、500mlのスポーツドリンク1本とチョコ数個が減っただけだった。

 本コースの歩行距離:約25.5km
 千葉コース通算歩行距離:約129.8km






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【映画】ノマドランド

2021-04-09 06:00:00 | 本・映画・展覧会
 アメリカお得意のロードムービーと言って良いのだろうか。連れ合いをなくし、住んでいた企業町がそっくりゴーストタウンとなった(アメリカでは珍しいことでも無さそう)女性が、古ぼけたバン(キャンピングカーなんて洒落たものではない)に乗って旅に出、同じように放浪生活をする人々「ノマド」と触れ合う過程を描く。

 さほどドラマティックな展開があるわけではなく、素晴らしいキャンピングカーライフと言うわけでもない。余暇に旅してまわるのでなく、車に住んで土地土地で短期労働をして生活費を稼ぐのだ。稼ぐ先はアマゾンの配送センターであったり、農園であったり、キャンプ場であったり。逞しい。そもそも60歳くらいの女性一人、そういう生活をする。作中には75歳のバアさんも登場する。そういう点は本当に逞しいぞアメリカ人。

 悠々自適な老後生活なんて趣きはなく、先の見通しなどない「その日暮らし」を、老いへの不安を感じながら送る。日本人でなくとも、スイと受け入れられる人は多数派ではないと思う。惨めと思う人も少なくないだろう。作品はこういう生活を淡々と描き、肯定も否定も観た人が考えれば良いとしているようだ。あなたは、自分は、どちら側に立ちますか?「ホームレスではなく、ハウスレスなの」と言う主人公のセリフは、考えるより感じるべきものなのだろう。

 2021年3月29日 川崎・チネチッタにて


追記
 日本国内を余暇の旅行でなく生活の場として移動するとしたら、どれくらいのサイズのクルマが良いのか考えてしまう。走れる道路、維持費などまで考えるとトラキャン(エルフベース)が最大、使い勝手を考えればキャラバンのワイドハイルーフくらいまでなのだろうか。軽キャンパーで放浪している人もいるようなので、きっと無理ではないのだろうけど。
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