教科書的なつくりの本書は、多少の数式なども交えながら廃棄物処理とリサイクルの相関について説明。個人観点と社会観点では「損益分岐点」が変わってくるなど、考えたこともなかった事柄もあり興味深い。
が、あくまで対症療法であることを忘れてはならない。廃棄物をどうリユース、リサイクルするかを考えることも大事だが、それ以上に重要なのはリデュース、いかに廃棄物の発生を抑制するかだろう。そう書くと経済活動を抑制するのかというイデオロギー議論まで波及するのだが、面倒でも正視しずらくても向き合わなければならないのではないか(どうして向き合わなければならないか、となると更に面倒くさいのだが)。
2021年4月6日 自宅にて読了
が、あくまで対症療法であることを忘れてはならない。廃棄物をどうリユース、リサイクルするかを考えることも大事だが、それ以上に重要なのはリデュース、いかに廃棄物の発生を抑制するかだろう。そう書くと経済活動を抑制するのかというイデオロギー議論まで波及するのだが、面倒でも正視しずらくても向き合わなければならないのではないか(どうして向き合わなければならないか、となると更に面倒くさいのだが)。
2021年4月6日 自宅にて読了