日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
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2021年4月2日 【旅行】「御船印プロジェクト」がエグい(整理編)

2021-04-13 20:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク
 「御船印」の提供形態は、通常の御朱印とは異なり印刷物1枚に日付を書き入れる程度となるに違いない。全ての船に達筆な船員がいるわけではないし、荒天でうまく書けない事態もあり得る。短距離航路では書く時間もないだろう。

 サイトを見ると、公式の船印帳が発行されると言い(写真)、サイズを見るとB6版のようだ。鉄印帳では、参加各社でオリジナルの鉄印帳を発行していた。だがそうなると、発行各社分をコンプリートしたくなる。船でも同じことが起こったら困る(←なにが?笑)。

 ふと「本来の御朱印帳は使えないものだろうか?」と思った。これならオリジナリティも出せるし、加盟社に捉われることもない。さまざまなデザインが出ており、2冊目以降のバリエーションを付けられる(同じものを使い続け統一感を出すという考え方もある)。

 さらに「紙でくれるなら御朱印帳でなくとも、クリアポケットで良いんじゃない?」と思った。ハガキフォルダーとか、あんな感じです。こちらも表紙は各種カラーありそうだし、雰囲気には欠けるが安い。ルーズリーフ方式なら、会社順整理などしやすいな…

 始めてもいないのに整理方法に思いを巡らせる、完全に「4月バカ」ではないですか。
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【本】軍司貞則著 「空飛ぶマグロ」(講談社)

2021-04-13 06:00:00 | 本・映画・展覧会
 昔、テレビ番組か何かで冷凍マグロが航空貨物で日本へやってくることを知り、驚いたことがあった気がする。ちなみにその飛行機はJALだったが、アンカレッジ空港の積み込みシーンに映っていたのが747-200FだったかDC-8だったのかまでは覚えていない。それはさておき。

 ちょっと古い本で昨今の状況はまた変わっていると思うのだが、かつて海外では誰も手を付けていなかったマグロに目を付け、日本に輸入して収益を上げるビジネスを確立させた男たちの物語。マグロ商売って非常にアウトローなギャンブル感があるよね。尻尾を切った部分で目利きすることもだけど、それ以前に獲り方(釣り方)、水揚げ港の選定、流通過程、胡散臭さがプンプン。なので話としては面白いけど、行動原理としては納得しかねる部分がある。でもそれも、消費者がマグロを求めるから。仮に「マグロ離れ」がおきれば、こうしたビジネスも衰退することは必定。

 近年は味に納得できる養殖マグロが増えてきていると言うし、世界的な資源保護で捕獲制限も厳しくなっていると聞く。本書に残されたエピソードや諸業者の存在が、過去物語となる日は遠くないのかもしれない。

 2021年4月2日 自宅にて読了
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