日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
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【写真展】目良 敦展 「はじまりと終りのあいだ」

2022-09-14 20:00:00 | 本・映画・展覧会
 銀座界隈から丸の内のギャラリーへ移動の途中、エプソンギャラリーもあることを思い出し覗いたところ、幸い写真展をやっていた。ここは銀座界隈からだと線路を越えて皇居側まで来ることになるため、滅多に来ることはない。

 作者が日常を捉えたと言うことで、身近な風景あり、ポートレートあり、生物あり。被写体は作者の目に入ってきたものと言うことか。それを統一性ありとするのは、自分の感覚ではない。ただ、いずれの写真も構図はしっかりしており、撮影もシャープな点は好感できる。

 本展の評論が掲示されていたが、評価のポイントが書かれていたのにも関わらず理解できなかった。好き嫌いは別として、写真の見方をもう少し知らなければ。

 2022年9月3日 丸の内・エプサイトギャラリーにて
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【写真展】馬場さおり展 「その男, 彭志維(ポン・ツー・ウェイ)」

2022-09-14 06:00:00 | 本・映画・展覧会
 ニコンサロンなき今、銀座の写真ギャラリー巡りのルートを見直さなければならない。キヤノンギャラリー以外で手近なのは四丁目交差点角にあるソニー、リコーの2ヵ所。それがようやく頭に入った感じ。以前は新橋駅→有楽町駅もしくはその逆を歩いていたのが、有楽町駅発着コースになった。今日は休業していたリコーも再開していたが、絵画展だったのでパスしてソニーのみ寄った。

 台湾に住む子持ち男性の暮らしぶりをモノクロで伝える写真展。2人の女の子は写真に登場するが母親とは離婚したのか、死別したのか。男は台湾各地を転々としながら金を稼ぎ、たまに子供の待つ家へ帰る。男の出稼ぎ中、子供の面倒は誰が見ているのか。どうしてそういう稼ぎ方をするのか。色々と疑問が湧いてくる。

 男は苦労しているようだが、悲愴感はあまり伝わって来ない。黙々と、日々肉体労働をして子供のために金を稼いでいる感じ。自宅に戻った時の子供が懐いてくるシーンもあり、悪い父親ではないようだ。日本でもかつては見られたであろうこうした風貌の男が、台湾にはまだまだ居る。本展は「写真展」と銘打たず「作品展」とされているのが、ちょっと気になった。

 2022年9月3日 銀座・Sony Imaging Galleryにて
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