日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
お気軽にコメント下さい。

2022年9月8日 【バイク】YBR125(FI#2)チェーン張り調整

2022-09-21 20:00:00 | バイク・自転車
 今年6月に定期点検を行ったついでに前後スプロケとチェーンの3点をまとめて交換したのだが、それからほぼ1,000㎞を走ったので伸び調整をして貰った。アフターサービスで工賃無料。作業風景の写真を撮り忘れた。

 中華製安物セットなのでチェーンもあっさり伸びているのではと思ったが、意外とマトモなコンディションで安心した。とは言え、タイヤ回転に合わせ周期的な唸り音がするのはどこからだろう?ちょっと気になるが、様子見とする。

 点検後は信州までツーリングに出発の予定だったが、台風以降の不安定な天候のため延期としたため、真っ直ぐ帰宅した。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【本】五木寛之著 「デラシネの時代」(角川新書)

2022-09-21 06:00:00 | 本・映画・展覧会
 「デラシネ」と言う単語が広く認知される要因に、著者の「デラシネの旗」の刊行(1969)があると思うのは過大評価だろうか?その著者が50年経って再び「デラシネ」と言う単語を著書に冠したのは、意味があってのことと思う。

 本書の内容は今の時代にどう生きるか、具体的な生活法と言うより心の持ちようについて多く述べられ、ある意味「役に立たない」本かもしれない。その「今の時代」がデラシネの時代、デラシネと言う単語を著者がどういう意味で使っているか、その理解が読むためのキモとなる。

 デラシネは「根なし草」と言うニュアンスで捉えていたが、著者は(強制的に)国に棄てられた人々と言う考えを持っている。太平洋戦争であっさり現地に取り残された、満州や朝鮮半島の人々。千島列島もそうだし、南洋諸島でもそうだろう。戦火を避け、やむなく故国を離れたウクライナの人々、困窮のあまり他国に生を求めざるを得ない不法越境者、宗教や人種問題から生まれた土地を離れざるをえない人々。ディアスポラやレフュジーといった言葉と明確な違いがあるのか分からない。

 確実なことは、そういう人々はどんどん増えつつある=世界は不安定、不確実な状態になりつつある、と言うことではないのか。心の持ちよう、考え方以前に、そうした状況認識の方が気になった。

 2022年9月7日 実家より戻る電車にて読了
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする