日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
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2023年2月8日 【旅行】「第1回宿フェス」見学

2023-02-27 20:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク
 旅行関連らしいイベントが開催されるので、見学に出かけた。危惧したとおり、大したことはなかった。

 「宿フェス」と言うタイトルからして宿泊業関連の業界イベントかなと思った。ただ、設備や什器、宿泊管理あるいは情報発信ツール等については、ずっと前からもっと大掛かりなイベントがある。一方、旅行客相手には旅行博と言う大イベントが開催されている。ターゲットはどういう層で、どういうテーマなのだろう?しかも開催が平日の2日間。不安に感じたのは、そういうことからだった。

 内容はブース(コマ)展示とステージ、それにキッチンカー。ブース展示は都道府県と事業者にブロック分けされている。都道府県はお決まりのパンフ配布、ユニークなのは多くのブースで日本酒をメインとした試飲、ちょっとした試食ができたこと。通常のイベントでこの辺の許可を取るのは面倒だと聞いたことがあり、頑張ったと評価できる。ただ、コマが小さく、とても観光地PRをしっかりできるスぺ―スはなかった。事業者は殆どがプロ向け、少しだけOTAのブースがあった。JALはサウナ旅と教育支援サービスを展示していた。目を惹いたのは全国の温泉地のイメージキャラクターである「温泉むすめ」パネルが一堂に会していた点、これがメイン出展か?

 妙に利き酒と温泉むすめに力が入っていたが、宿に特化したイベントと言うわけでもなく、ぼやけた感じのイベントだった。新型コロナ渦のダメージ回復を狙ったイベントなら、全国旅行支援の解説コーナーぐらい設けるべきだったろう。

 2023年2月8日 東京ビッグサイトにて
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【本】アーロン・J.クライン著/富永和子訳 「ミュンヘン-黒い九月事件の真実-」(角川文庫)

2023-02-27 06:00:00 | 本・映画・展覧会
 今夏はドイツ旅行しすてミュンヘン訪問を計画している。もう忘れかけているが、ミュンヘンでオリンピックが開かれた時に惨劇があった。本書はその事件について書かれたもの。冒頭を除き、ほぼ時系列に一連の事件の経過が綴られている。膨大な資料で多角的に情報を集め、整理したものと思われた。

 まず感じたのは、イスラエルに「正義」もしくは「大義」はあるかと言うこと。建国の由来から、その後のパレスチナ人への対応あるいは国際社会への対応について。選手団がテロの犠牲になったことは気の毒なのは当然ではあるが。

 そして、国の主権とは。イスラエル当局(モサド)は、テロ実行犯を抹殺するため、後年あらゆる場所で連中をつけ狙い暗殺した。当然イスラエル国内ではなく諸外国において、現地警察当局と何らの連携も行わず。その国の警察当局にしてみれば、他国人同士の殺人事件である。ここでもやはり、イスラエルの独善的行動が目に付く。

 あとは、当時の警備体制の緩さ、連絡の甘さ。当時の西ドイツばかりを責められない。近年でこそ警備・管理体制は厳しくなっている?日本なんてまだまだザルだと思いますけどね。

 パレスチナ問題が片付く日は来るのだろうか?そうだ、イスラエルへはパスポート有効期限の関係上、来年前半に行った方が良いのかもしれない。この3月より、東京(成田)⇔テルアビブ直行便が就航する。

 2023年2月7日 自宅にて読了
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