今年の夏はドイツ旅行の予定、その行程には自動車メーカーの博物館見学も入れてある。先日はポルシェに関する本を読んだが、今度はメルセデス=ベンツ関連の本を借りてみた。ドイツのカーメーカーの中でも、ポルシェとメルセデス=ベンツは、自分の中で嫌いな順1,2位なので皮肉なものだ。クルマの出来が良いのと好き嫌いは別問題と言うことだ。もっとも最近のモデルを見ていると、ドイツ車はどれもこれも幅が広く、日本の都市部で運転することを念頭に評価するならおしなべて嫌いなのだが。
本書はダイムラーからメルセデス=ベンツに至る企業の歴史とモデルの変遷について紹介、博物館に飾られてあるであろう歴史的モデルの「予習」には役立った。自分が見知っているのは良くて第二次大戦後の300SL以降、それ以前は「クラシックカー」で十把一絡げなので…。
少し前に読んだポルシェ本より技術内容の解説が少ないのは、やはりポルシェがポルシェ博士をカリスマとして発展してきたのと、会社として多くの技術者が結集して開発がなされたベンツとの差にも起因しているのではと感じた。多くのモデルの挿絵は、知識習得に役立った。20世紀末すなわち20年以上前に刊行された本で現行から2世代前くらいまでに関する記載はないが、博物館見学には支障あるまい。
読んだついでにメルセデス=ベンツ日本のサイトを覗いてみたが、本当に欲しいと思えるデザインの車がない。強いて言えばミニバンのV-class。ベンツでスタイルが良いと思ったのは、初代SLK230が最後な自分である。
2023年5月3日 自宅にて読了
本書はダイムラーからメルセデス=ベンツに至る企業の歴史とモデルの変遷について紹介、博物館に飾られてあるであろう歴史的モデルの「予習」には役立った。自分が見知っているのは良くて第二次大戦後の300SL以降、それ以前は「クラシックカー」で十把一絡げなので…。
少し前に読んだポルシェ本より技術内容の解説が少ないのは、やはりポルシェがポルシェ博士をカリスマとして発展してきたのと、会社として多くの技術者が結集して開発がなされたベンツとの差にも起因しているのではと感じた。多くのモデルの挿絵は、知識習得に役立った。20世紀末すなわち20年以上前に刊行された本で現行から2世代前くらいまでに関する記載はないが、博物館見学には支障あるまい。
読んだついでにメルセデス=ベンツ日本のサイトを覗いてみたが、本当に欲しいと思えるデザインの車がない。強いて言えばミニバンのV-class。ベンツでスタイルが良いと思ったのは、初代SLK230が最後な自分である。
2023年5月3日 自宅にて読了