日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
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2023年6月3~8日  【旅行】3年ぶりの海外!お久しぶりカンボジア(3)クバール・スピアン、バンテアイ・スレイ、地雷博物館

2023-06-21 20:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク
 6月5日、3日目。今日は「Viator」経由で、少し離れた遺跡を巡るツアーを手配しておいた。トゥクトゥクで行くには少し距離があり過ぎると思ったのだ。

 昨日より30分早い7時半にホテルピックアップ、幸いなことに他の参加者なし!まずは川中の遺跡、クバール・スピアンへ。道中、ガイドから遺跡だけでなく沿道の風物や人々の生活、Covid-19下の生活模様など聞く。ほぼ観光業で成り立っているシェムリアプの町への打撃は想像に難くなかった。

 クバール・スピアン(写真上)までは、車を停めてから1.5kmほど、未舗装の山道を歩かなければならないことは、全く覚えていなかった。特にきつくはなかったが。そして遺跡は、ガイドがあったせいか前の訪問時より遥かにすごく見えた。これらの製作もすごいが、人里離れた原生林の中に埋もれていたであろう遺跡をどうして見つけられたのか。もちろん尋ねたらガイドは発見のストーリーも教えてくれた。

 続いてバンテアイ・スレイ(写真下左)、こちらは昨日のアンコール・ワット等と色合いが違い、全体に赤茶色している。ガイドの説明を聞けば、ラテライトと言う鉄やアルミを成分を含む土が材料なのだと。色は変われど精巧さは変わらず。

 最後にどこかの博物館へ寄ると、真剣に聞いていなかったが寄ったところは地雷博物館だった。あーここか。あれ?でもこんな場所だったっけ…聞けば2007年に移転したとのこと。ここに来るなら、前に来た時に買ったTシャツを着てくれば良かったな。ちょうど館長のアキ・ラー氏が在館しており、見学者が増えたところで館内を案内してくれた。地雷撤去のやり方まで実演である(写真下左)。およそ20年ぶりにお会いできたが、氏の活動が継続されているばかりでなく、国際的に評価されていることを知れて嬉しかった。

 今日も見学終了ころから雨、ガッツリ降っていたのでホテルに戻ったら昼寝。昨日も今日も、詰め込み過ぎずにこれくらいのペースで観光すると楽だ。

 Memoire d'Angkor Boutique Hotel 泊
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2023年6月3~8日  【旅行】3年ぶりの海外!お久しぶりカンボジア(2)アンコール・ワット、アンコール・トム

2023-06-21 06:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク
 6月4日、2日目。綱渡りの初日を終え、今日から観光。先ずはメインの観光地であるアンコール・ワット、足は昨日空港から乗ったトゥクトゥク、車上で本日の観光を持ちかけられ、ホテル前発着、アンコール・ワット、アンコール・トム、ター・プロムの3ヶ所を巡り待機時間の制限なし、ミネラルウォーター(PET)飲み放題の条件で一声20ドルから交渉、15ドルで妥結。安くはないが、まあ相場だと思う。忘れてはならないのは、アンコール・ワット遺跡入域パスだ。当日申請もできるが、時間を喰う惧れがあるため、事前に申請、印刷して100均のネックストラップに入れておいた。

 シェムリアプの町からアンコール・ワットへ向かうと、通常はワットの横に出て外堀を1/4周する形でアプローチする。が、お勧めは空港前から一直線にワット正面に向かう道。両側から道路に覆いかぶさるように伸びる街路樹の向こうから、近付くにつれ次第にワット中央塔が見えてくるのだ。昨日の交渉時、この道を通ることも要望しておいた。でないと「遠回りのルートを通ったからチップくれ」と言われないとも限らない。前に来た時はもっと埃っぽい道だった気がするが、今は綺麗な舗装道路だ。近づいてくる。が、以前より木が茂っており見えづらくなったかな?それでもやはり感動的だった。また来ることができた喜び。トゥクトゥクの待機場所を確認のうえ降ろして貰う。

 現在は中央の橋が修復作業のため通れず、少し横に架かった仮設の浮き橋を渡ってゆく。そちら近くの路上で客を降ろす運転手もいる中、我がドライバー・サンボはきちんと正面で降ろしてくれた。心得ている。チェックポイントで入域パスのQRコードを読み取って貰い登録。

 アンコール・ワットの第一回廊の一部には、インド神話の物語が絵巻物的に掘られている。「マハーバーラタ」や「ラーマーヤナ」、「乳海攪拌」と言った話だが、今回は簡単に書かれた本を事前に読んでおいた。そのため、この超精巧なレリーフがどの物語のどの場面か、ある程度は理解でき何だか嬉しい。そんな感じで見てゆく物だから、予想通り足が進まない。結局、アンコール・ワットだけでほぼ3時間を要し、昼食とした(写真左上、右)。

 移動中、スコール。雨期なので驚きはしないし、傘は持っている。が、差して遺跡見物はしたくない。幸い、こじゃれた店で昼食している間に雨は上がった。午後はアンコール・トム。中でも「クメールの微笑み」とも称される、バイヨン寺院各塔に掘られた像の微笑が印象的(写真左下)。寺院以外にも一帯が遺跡公園となっており、ぶらぶらと歩いて回るとけっこう時間を要する。こちらも観るのに2時間半、もう15時半じゃん…ドライバーと約束のター・プロムはすぐ近くだし、駆け足でなら回れる時間。だが無理はしたくない。勿体ないが今日は2カ所の見学で終えることにし、ホテルに向かって貰った。

 Memoire d'Angkor Boutique Hotel 泊
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