日々のつれづれ(5代目)

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2020年10月16~18日 【旅行】宮城牡鹿半島の離島めぐり(1)

2020-10-26 06:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク
 今年の残りは飛行機に乗らず、列車で課題もしくは宿題となっている場所を訪ねようと思っている。この週末は、本格的に寒くなる前に東北へ向かった。

 10月16日、1日目。現地までは前夜発の夜行バスが使えるのだけど、仙台まで在来線で行くことにした。今年3月に全線開通(回復)した常磐線で「フクシマ」の景色を見てみたい。やはりいわきから先の区間が気になっており、時間効率は悪いが下り線で気持ちのボルテージを上げてゆきながら復興区間に差し掛かろうと、上野から仙台まで特急「ひたち3号」で行くことにした。

 やはり気になるのは、いわきから先の区間。建物が隠れるくらい茂った草に覆われた家、さほど古くなさそうなのに屋根が朽ちた家、道路ばかりで車も人もいない区域はディストピア。住民には気の毒だが、いっそ諦めて総て自然に還してしまった方が良いのではと思ったりもする。首都圏で電力を享受していた自分が何を言うかとも考える。列車は、各駅停車の如く幾つもの小駅に止まってゆく。復興工事関係者の便宜か、地元への配慮か。

 仙台から東北線下りに乗り国府多賀城で下車すると、東北歴史博物館が直ぐ脇にある。いっそ駅名も「東北歴博前」とかにすれば良いのに…ここは初訪問であり満足。

 見学後は再び列車に乗り、塩竃で乗り換え「仙石東北ライン」で石巻へ。前回訪問から7年以上も経ったのか。いや、その後もう一回来たんだっけ?

 車窓と博物館、現在と過去を見つめることのできた1日だった。

 旅館いしのまき 泊

上野 0800
(ひたち3号)
仙台 1231/1245
(東北線)
国府多賀城 1258
*** 東北歴史博物館 ***
国府多賀城 1616
(東北線)
塩釜 1618/1629
(仙石東北ライン)
石巻 1712
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