日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
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【映画】打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?

2017-09-07 06:53:22 | 本・映画・展覧会
 ここのところ、映画館ともライブハウスとも御無沙汰していた。慢性睡眠不足、夏休み、「積み読」消化…しかし8月もそろそろ終わり、気だるい生活とはオサラバしてガツガツ生きなければ。安くなるレイトショーに行くと寝不足になりそうなので、金券屋でチケットを買ってその前の回に出かけた。

 本作は先に実写(ドラマ)版があり、後からアニメ化された。最近アニメを実写化する作品が多い中では異例じゃないかな?ちなみに実写版は見ていないので違いはわからない。中1の男の子(グループ)とちょっとミステリアスな女の子、わずか1日の出来事を数回のタイムリープを交えて描く。舞台は銚子の近く、作品では銚子電鉄のデハ801?が活躍しているぞ。

 この年頃って絶対に女の子の方がオトナっぽい。本作でもそれが余すところなく表現され、微笑ましいようなもどかしいような気にさせられた。画は割とシンプルだがタイトルにもなっている花火シーンは色の洪水、良く作ったなと思うけど個人的には炸裂のペースが速すぎて味わいに欠ける。もっとも若者にはこれくらいの勢いがあった方が良いのかな。

 花火シーンがあるだろうからと「迫力音響効果」のLIVEZOUND上映に行ったのは正解だった。

 2017年8月24日 川崎・チネチッタ(写真)にて
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【本】鳴海 章著 「ファイナル・ゼロ」(集英社文庫)

2017-09-06 19:52:31 | 本・映画・展覧会
 ゼロ・シリーズ4作目にして打ち止め。今回の活躍の場は南米。悪いイメージ通りコカインが絡む。しかも国家による裏貿易だ。そして裏貿易による戦闘機購入なんて話も…「そうすることがこの国のため、国民が生きてゆくためなのだ」と指導者はうそぶくのであろう。

 今回も活躍する機体は前作と同じ「スーパー・ゼロ」だ。同じ機体でどう物語を面白くしてゆくのかと思ったら事態は急変、F-86セイバーなんて出てきちゃったよ!おいおい、幾らなんでも古すぎない?誰しもが思うだろう。それがどう活躍するか、お楽しみ。

 空戦に限らずリアルな戦闘シーンのある物語、本作でも馴染みある登場人物が死んでゆく。結局は兵器と兵隊の活躍そして死を描かないとダメなんだろうな。では主人公「ジーク」は最後どうなる?それは読んでのお楽しみ。読者はこれをハッピーエンドと受け止めるのか、どうだろうか。

 2017年8月23日 通勤電車車中にて読了
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(Live)LUCA

2017-09-06 06:51:04 | 音楽、ギター、カラオケ

(Live)LUCA
WaKaNa(sax)、大貫慧(g)、日高真夢(b)、船本泰斗(key)、渡邊シン(dr)

 初めて聴いてもう7年になるLUCA、今年が結成10周年だそうで今夜は記念ライブ。メンバーから来場者へ直筆サイン入りミニCDのプレゼント。今日は席も良くてステージど真ん前。なのに一緒に聞くはずだった元後輩君は、グーグルが引き起こしたインターネット大混乱のあおりで残業になりドタキャン。ああツイてない。CDは後日送ってあげるよ。開演時刻を15分以上過ぎてスタート、客を待たせるとは偉くなったなー(笑)

(1st stage)
・Together
・Sunnyside Up
・3rd Album Medley
・Blue
・Renew
・Mermaid Story

(2nd stage)
・Sprout Up
・Tender (w/Daniel Chia)
・Hope(PV上映とシンクロ演奏)
・Fake Out!
・Night Sky
・Hometown
・たのしいしらせ

(アンコール)
・Weekend! (w/Daniel Chia)

 席は良かったけどステージに近すぎるせいかPAの音のまとまりは今一つと言った感じ。良く聴いてる曲ばかりなのでちょっとのアレンジの違いにも気付き、常に変化を起こそうとしている姿勢に感心。そういう意味で最近は船本泰斗クン(key)のアレンジャーつーかコンポーザーっつうか?な能力が非常に重要になってきているんだなと感じる。今日のセットリスト中いちばん気に入ったのはイントロにパーカッシブなドラムを入れて大幅に印象を変えた「Fake Out!」。シン君のドラムは少し前からパーカッション的なリズムや音色を使うことが増えてきていて、それが違和感なく…いや違和感あるから新鮮に聴こえるのだけど、破綻せずに溶け込んでいた。オリジナルに敬意を払っていたのか、割と忠実にコピーしていた3年ほど前とは雲泥の差。

 スペシャルゲストのDaniel Chiaはシンガポールのサックスプレイヤーで韓国そして日本とプロモーションツアーに来たそうな。Smooth jazzらしい柔らかく落ち着いたトーンに好感が持てたんでCD買っちゃった。ちょこっと話したが来年シンガポールに行った時はイイ感じのライブバーを紹介してくれるって、名刺貰った。こういう時、facebookをやっていないと不便なんですよね。

 もう10年、まだ10年。今のメンバーは歴代で最もイイ感じでまとまっていると思うので、これからも楽しいインスト曲を聴かせて欲しい。

 2017年8月25日 目黒・Blues Alley Japanにて


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【本】鳴海 章著 「スーパー・ゼロ」(集英社文庫)

2017-09-05 19:50:04 | 本・映画・展覧会
 4作シリーズの3作目。けっこう勢い良く読める本なので、義務感で読むことにならず良かった。

 前作でせっかく幻の試作機「ネオ・ゼロ(FSX-90)」が登場したと思ったら万事ハッピーエンドにはならず最後には空中戦で被弾+燃料切れで墜落してしまった。あまり主人公が取っ替え引っ換え色々な機体に搭乗するゲーム的作品には付き合いたくないなと思いつつ本書のページを繰る。登場した機体は「ネオ・ゼロ」を発展させたV/STOL機、XFV-14「スーパー・ゼロ」。ハリアーより一回り大きく数段強い戦闘機。離発着機能とステルス性能を盛り込んだ辺り、機体に対する時代の要求を作中で反映させたと言える。実際の期待で言うとF-22が近いのかね(執筆された時代F-35は登場していない筈)。

 主人公以外の登場人物も2/3くらいはお馴染みの顔ぶれ。本作でもう一つ目新しいのは人の脳の信号化と機械との融合をストーリーに持ち込んだ点。実用化寸前のこのシステムを作戦に有効に使いたい軍の指導者と、倫理面から軍事利用には反対する開発者たる科学者。戦闘以外にも善悪の葛藤が本作では強く表現されている。そして結果は、本作の根本である「戦闘機パイロットとは」という話に収斂するのだが。

 主人公のスーパーヒーロー的活躍は勝手に頑張って貰うとして(笑)、相変わらずの様々な思惑、謀略、それと対照的な愛情が興味深い作品だった。

 2017年8月21日 通勤電車車中にて読了
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2017年8月22日 【デジ物】タブレットスタンドの滑り止め加工

2017-09-05 06:47:43 | PC&デジ物、ホームページ
 2つ折の板切れ、と言ってしまうと気の毒だが、シンプルな構造のタブレットスタンドは出先で動画を見るのに必須の品。ところが、飛行機の中で見るのには少々具合が悪い。滑るのだ。飛行機のテーブルはプラスチック製、機内食のテーブルですら落ち着きが悪い(アレどうにかならないんですかね?滑り止めマットを持ち歩くか~?)のだから、プラスチックなスタンドは盛大に動く。ズレるだけなら良いがボーっとしているとテーブルから落下の惧れすらある。どうにかならんもんか。

 解決策はとっくに思いついていて、単純にモノが無かったので加工できなかったのだが、先日部屋の片づけをしていたら透明のゴム系ボンドが出てきた。これこれ!スタンドを拡げた状態で逆さまに置き、うっすら均一の厚みになるように塗って放置。ゴムかビニールの細いチューブに切り込みを入れて被せることも考えたのだが、とりあえずこれでどうかな?乾いたところを触った感じではイケそう。来月また飛行機に乗る機会があるので、効果のほどを検証しようと思う。

 あとはタブレットの電源ケーブル、手持ちのは太すぎて…。座席下のコンセントからテーブルまで余裕を持った取り回しで伸ばせ、かつ軽いケーブルを買わないとロングフライトではバッテリ不足になりそうなのだ。

(追記)
 JRのグリーン車のテーブルで試したところ、ポイント通過の横揺れや停車時の制動でも何ら動くことなく実に良い感じだった♪
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【本】鳴海 章著 「ネオ・ゼロ」(集英社文庫)

2017-09-04 19:45:47 | 本・映画・展覧会
 4作シリーズの第2作。今回の登場(搭乗)機はF-4FJファントムではなく、架空の機体「FSX-90」となる。もちろんコードネームは日本のFS-X計画を意識し、文中で表現される機体はF-2に似ていると言って差し支えないだろう。主人公「ジーク(ZEEK)」こと那須野治郎は開発途中のこの機体を駆り単機、北朝鮮の核工場精密爆撃を遂行するが、そこには二重三重の罠があった…

 読めばワクワクすること間違いないが、飛行機とりわけ軍用機に関する知識があれば物語はよりリアルに迫ってくる。機動もだが、ミサイルに関する記述が細かく唸らされる。戦闘機パイロットって大変なのね…それにしても国家間の謀略のおぞましさよ、フィクションを超えた現実がありそうだ。原作は1980年代末頃なので、その頃の防衛計画とか世界情勢を思い出しながら読むことが必要。

 2017年8月17日 通勤電車車中にて読了
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2017年8月20日 【物欲】新新・中型スーツケース入手

2017-09-04 06:43:04 | 各種物欲
 この夏の旅行で、スーツケースのキャスターが破損し代品を請求したのが届いた。2012年3月10日2013年12月12日と買い替え、5年半で3回目。やはり頻度が高いと言わざるを得ない。それでも今のは3年半、10回くらい使ったのかな?

 過去のトラブルでは航空会社に破損証明書を発行して貰い、クレジットカード付帯の携行品保険で保険金を頂き、自分で購入という手順で代替わりさせていたのだが、今回利用したユナイテッド航空ではカタログをくれ、好きなものをオーダーして下さいと言うスタンス。今回の選定基準は過去より少し緩和して以下の通り。
 1)これまでと同等のサイズ(約24インチ・60L)
 2)フレーム入り
 3)TSAロック
 4)黒色
 キャスターは8輪タイプが欲しかったが、貰える品物のバリエーションになく断念したが、他に大きな不満はなく、表面の仕上げも小形サイズ(写真左)と似た感じに揃った(写真中)。これまでの(写真右)より少し大きく厚みも出たため、小形のを中に入れて閉められることになり収納時にスッキリさせられる。

 さっそく小形のと同様に赤いラインテープを貼り「JAL SKYNEXT普通席仕様」(笑)の出来上がり。少し接着剤の匂いがするので、一週間ほど拡げて風に晒しておくことにした。さて、今度のは何回持つだろうか。
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2017年8月15日 続・エンディングノート

2017-09-01 19:45:22 | ノンジャンル
 3年近く前に「エンディングノート」について調べ書いたのだが、世の中その需要は増える一方だと感じている。「終活」なんて言葉も割と頻繁に見かける気がするし。核家族化が進みゴタゴタが増えているせいか、自己陶酔型の人が増えているためか。

 敗戦の日だからと言う訳でもないが、ふと昨今の事情はと思い検索したところ、少しマシになった「用紙一式」を見つけた。ダウンロード無料なのはありがたい。全部で65ページもあるが自分史や家族の部分は要らない。必要なのは預貯金やクレジットカード、各種会員情報など何かあった時に手続きをしなければならない部分だけで良い。過去に見たものより項目が細かく多くの情報を記録できるよう。これなら使えるかな?少しずつ用紙をプリントして情報を埋めて行こうか。

 でも、自分よりむしろ親にやって欲しいんですがねぇ。
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【本】金子寛人著 「JALの現場力」(日経BP社)

2017-09-01 06:17:25 | 本・映画・展覧会
 JAL関連の本は御巣鷹山関連、破綻関連、再生関連と色々出てきたが、あまり読んでいない。良く乗る航空会社だけに実情を知りたくない(苦笑)。本書は最近出たばかりで、図書館のお知らせメールにあったものだからついポチって(予約して)しまった。

 幸い内容は醜い内部告発ものでも、ヨイショし過ぎの美談仕立てでもなかった(と思うが甘いか?)。破綻から再生の過程でJALの社員が行ってきた取り組みが具体的に述べられており、過ぎたこととは言えオープンにしちゃって良いの?とも。もちろん「そんなこともやってなかったのか」ってのもある。業種は違えど、売上アップと原価ダウンに意識を持ち、仕事の棚卸しをし、業務プロセスや時には組織を変えてゆく必要はどこの会社にも共通の課題だろう。実際、運航やサービスの華々しさや苦労話はさほどなく、それらを支えるいわば裏方部門の話がメインなのだった(もちろん運航現場も細々とした苦労や工夫を積み重ねていることに変わりはない)。

 最近の好業績は債務放棄をいただいて実現できたもの。そこを忘れて有頂天になっていては再び傾くか、差をつけられた感のあるライバル社の後塵を拝したままであろう。だって最近のJALの機内で「ん?」と思うサービスに会うことが多いんですもの…「ん!」となる日を期待している。

 2017年8月8日 マリアナ連邦チョークのホテルにて読了
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