日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
お気軽にコメント下さい。

2022年12月9日 【バイク】YBR125(FI#2)6ヶ月点検(21,445km)

2022-12-26 06:00:00 | バイク・自転車
 またバイクの点検時期がやってきた。前回が5月末で19,940㎞、以来1,500kmか。今シーズンはあまり乗らなかったし、大物パーツも交換したばかりでどうということなし。ただ、ハンドルステムのベアリングのガタは考えなければならない。直して乗り続けるか、ここら辺で見切りをつけて手放すか。

 年内にもう1回ロングツーリングする予定だったのだが、事情があってキャンセルした。来年こそ、このバイクの維持については正念場かな。
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【本】志村岳夫著 「「水」をかじる」(ちくま新書)

2022-12-23 20:00:00 | 本・映画・展覧会
 一口で「水」と言っても、超純水から水道水、湧き水、海洋深層水などずいぶん成分が違うものがあるんですよーと言うお話。知的でありながら、雑学トリビアのようでもある。同じ水でも分子式が違う?そんなのアリか。

 ハッキリとは言わないが、日本人は水を粗末にしているのではないかと言う著者の訴えも垣間見える。その通りだと思います。

 2022年12月8日 JL2755便(札幌丘珠→函館)機中にて読了
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2022年12月6~8日 【旅行】2泊3日で利尻島へ(2)

2022-12-23 06:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク
 12月7日、2日目。レンタカーで島をぐるりと一周するが、考える必要がある。まず、記憶より島が小さい。クルマだと一時間ほどで一周できてしまう。と言うことはせいぜい半日レンタカーを借りれば良かったのでは…すべては欠航に備えゆとりをもって手配したのだと諦める。次に、全国旅行支援で頂いたクーポンの使い道である。ずばり、島内で使える場所が少ない。コンビニか、数軒の飲食店。宿は二食付きのため、昼食で使えるとなると一軒のみ?そこで昼食すべく、出発時間を調整し、10時近くに宿を出た。

 時計回りに島を回る。急ぐ必要はないし、久しぶりの雪道走行である。借りたのはワゴンR、念のため自車からシガーライタに挿すUSB電源ケーブルだけは持ってきた。途中の展望台駐車場など寄ってみるが、駐車場には入れるものの奥へ行くには長靴でもなければ厳しい。姫沼への上り坂など、クルマの通った後はない。今回はチャレンジングな運転はせず、外周道路から逸れないようにしよう。

 鬼脇の郷土資料館は古い建物で趣きがあったが、冬季休館中だった。コンビニ(セイコーマート)でコーヒーを買い、クーポンを消費できるものがないか物色する。うん、米だな。仙法志の博物館は、借りてきたガイドブックとは異なり会館していた。有難い。「館内は寒いですよ」と言われ、着込んで見学。冷え切った館内だったが、利尻の歴史、自然、民俗と色々知ることができた。そして沓形の食堂で昼食。

 午後は宿に戻り、持ってきた資料で資格試験の勉強をするつもりが昼寝とネット徘徊であっという間に夕暮れ。部屋からは鴛泊港に出入りする、利礼航路のフェリーが見える。もう真っ暗な17時半、稚内行きのフェリーが出てゆく。寒い夜の海、乗ったら気分は真夜中だろうと思いつつ。

 [旅館雪国 連泊]

 12月8日、3日目。午後の出発まで時間を持て余し気味。10時にチェックアウトし、島を昨日と逆方向に回り、沓形のウニ養殖センターを見学。たくさん並んだ水槽にエサのアワビモが生えているだけにしか見えないが、そこでは数mmの幼生が蠢いているのだろう。昨晩のうちに少し雪が降り、昨日より滑りやすくなった道を走る。沓形まで来て昨日と同じ店で昼食、ホテルの1Fにある温泉に13時のオープンと同時に入り、ゆっくり浸かって鴛泊まで戻り、給油してレンタカー返却。

 同じルートで東京に戻るが、今日は丘珠空港が雪で新千歳に目的地変更の可能性ありと告げられ、期待する。その方が早く帰れるはずなんだよね。しかし願いは叶わず、HACはきちんと飛んだのだった。JL2882便(JA13HC:ATR42)、JL2755便(JA13HC:ATR42)、JL588便(JA322J:737-800)。

 オフシーズンのため観光は外したが、本来の目的は達成でき意義ある利尻島裁縫だった。(おわり)
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2022年12月6~8日 【旅行】2泊3日で利尻島へ(1)

2022-12-22 20:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク
 国内の定期便就航空港めぐりを年内で終わらせるべく、およそ旅行には不向きなオフシーズンに北の果て・利尻島を訪れることにした。既に雪は降り始め、開いている観光施設も歩き回れる環境も無い中、行ったところで何をしようか。本さえあれば良い。どこか落ち着ける喫茶店でもあれば、なお良い。

 12月6日、1日目。きのう利用したばかりの羽田空港を再び利用。JL585便(JA348J:737-800)で函館、JL2744便(JA11HC:ATR42)で札幌丘珠、未搭乗機材つぶしのためインターバルを取る。2㎞ほど歩き、イオンモールの中の寿司屋を目指したが残念、パック寿司をフードコートの椅子で食べることになってしまった。札幌市内も少し雪が積もり、久しぶりに足元を気にしながら歩いた。

 丘珠からJL2883便(JA11HC:ATR42)で利尻に向かうが、引き返しの条件付き運航。その可能性を考え、1泊2日でなく2泊3日の行程にしたのだが、そうなった場合は明日の同じ便にするのか、陸路で稚内まで行くのか改めて考えなければならない。昨日のJ-Air同様HACも12月から運用が変わったようで、丘珠まで乗ったのと同じ機体になってしまい残念。利尻へのアプローチは視界まあまあ、風が強いのでどうかなと思ったが一発で降りられた。パイロットお上手。機外へ出た途端、強い風雪に晒される。いやー、良いタイミングで降りられたんだね。利尻山も上部は見えなかった(写真上)。帰りはほぼ上まで見ることができた(写真下)ので、冬晴れの日は本当にきれいだろうな。ともかくこれで、目的を達成。

 雪雲に覆われ、16時前なのに薄暗くなってしまった。もうどこへ行くこともない、レンタカーで宿へ。そもそもレンタカーなど借りる必要なかったかな、高かっただけに激しく後悔。宿でのんびり過ごす。

 [旅館雪国 泊]
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【本】箱谷真司著 「観光立国・日本-ポストコロナ時代の戦略-」(光文社新書)

2022-12-22 06:00:00 | 本・映画・展覧会
 新型コロナ渦でインバウンド観光客が激減と言うより消滅し、観光業や運輸業などが大打撃を被った。最近ようやく国内については旅行客が戻ってきている印象を受けるが、海外を含めると新型コロナ渦以前のレベルまで「復旧」したと言うには至らない。本書は、単なる「復旧」でなく、この機会に今後の観光について見直しをと考えたられもの。

 直ぐに思いつくのがオーバーツーリズム、観光客過多による地元住民や環境への悪影響。元通りに観光客が戻ってきて欲しいと思う住民は多くないのでは?そして、この機会なので従来の観光スタイルへの取り組み姿勢、観光客の滞在スタイルを見直そうと言う動き。

 本書の内容は、いずれもごもっともと思わされる。ただ自分は、オンラインツーリズムには賛同しない。健康状態や金銭余裕などの制約がない限り、手間がかかっても現地を訪問し、自分の五感で現地で感じたい。オンラインで良いと思うのは、ドローンでの空撮と、一般には見学できない場所での映像くらいかと思う。

 2022年12月5日 JL178便(山形→羽田)機中にて読了
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【本】正津 勉著 「『はみ出し者』たちへの鎮魂歌 -近代日本悼詞選」(平凡社)

2022-12-21 20:00:00 | 本・映画・展覧会
 世の中のはみ出し者、自ら世捨て人のようになった者だけでなく、爪弾きにされたり迫害にあったりした者。そうした人々の死に際し、近しい者や志を同じくした者が贈った悼詞(とうし)を採り、それらに対する著者の解説、感想を述べたものが5章18編。その5編を記すと「大逆の渦に」「戦禍の代償」「父子の肖像」「家族の星霜」「同志の応え」。

 死者についても、悼詞を贈った者も、知っている名前は多くなかった。それだけ特別な人生を送った人と言うことか。その悼詞についても、特別な人と言うことか。いずれも昭和以前の人々であり、悼詞と言うこともあってか格調高いと言うのか、言葉遣いが難しく解りづらい。

 これらの死者およびおよび悼詞に対する著者のコメントも、何だか大仰で自己陶酔しているような印象を受け、共感しづらい。対象の方々をよく知らないから仕方ないのか。著者のコメント自体が扇動的に読めるのだ。反感を覚えるには至らなかったが、覚えた違和感が消えないまま読み終えた。

 2022年12月5日 JL2234便(山形→伊丹)にて読了
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2022年12月5日 【ハイク】伊丹市内ウォーキングvia山形(その2)

2022-12-21 06:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク
 またもや山形経由の伊丹日帰り。前回同様、「いたみウォーキングマップ」掲載のコースを歩く。今日は西国街道コースをチョイス。

  JL175便(JA250J:E190)~JL2234便(JA220J:E170)と乗り継ぎ、11時過ぎに伊丹に到着、路線バスを阪急伊丹で乗り継ぐ待ち時間に昼食を掻き込み、瑞が丘で下車し昆虫館から本日のウォーキング開始。

 1本目は天神川コース(約2.8km)、川沿いを歩く。川と周辺の住宅地を隔てる土手は一段高くなっており、眺めが良い上に自動車バイクは通行不可のため安心。前半は水量もあり、カモ類を少しと大きな鯉を見た。最後の区間だけ工事で通行止のため住宅街を迂回して荒牧バラ公園に到着。無料の公園だが冬でも何種類ものバラが咲いており、そこそこ楽しめた(写真)。シーズンはもっと楽しめ、もっと人が多いのだろう。

 2本目は天王寺川コース(約4.6㎞)、こちらも川の土手道だが時おり車やバイクが通る上、民家のすぐ前を抜けてゆくため落ち着かなかった。一方でアオサギ、コサギ、そしてカワセミの姿まで見ることができた。快晴のもと川面近くを一直線に飛ぶ姿は真っ青で美しかった。西野変電所からバスで阪急伊丹そして伊丹空港へ。2本合わせて1時間半ちょっと、バスの時間を気にしながら早足での歩行だった。

 帰りも前回同様にJL2237便(JA220J:E170)~JL178便(JA249J:E190)と乗り継ぎ。あれぇ伊丹山形が行きと同じ機体?12月から運用が変わって同じ機体が1日中往復するようになっていた。と言うことは、機体乗りつぶし目的なら大阪で1泊の要ありか。山形空港で久しぶりに芋煮定食を食べて帰宅した。来年もこの乗り継ぎ(ただし1泊)で、残りのコース踏破を企画したい。(おわり)
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2022年12月2~3日 【旅行】1泊2日で三宅島へ

2022-12-20 20:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク
 年内に未訪問空港つぶしを終えるべく、オフシーズンの三宅島を訪れた。夜明けの早い夏場であれば往路は夜行船なのだが、今の時期だと到着時は暗い。調布から飛行機で往復することにした。

 12月2日、1日目。NC401便(JA33CA:Do228)で三宅島まで33分、そこそこ揺れ、富士山は見られなかった。空港に出迎えて貰い、宿へ。荷物を置いてレンタルバイク屋(朝信レンタバイク)へ。今日のお供はLet's 4 Pallet(50cc)、オレンジ色のニクいヤツ(古い)。夕方まで地図を見ながら島内を一周する。

 雄山(おやま)林道を上ってゆくと牧草地のような薄い緑、2000年の噴火の後に生えた植生で、元のスダジイの森に戻るまでには800年近くを要するのだとか。上り切った雄山環状林道との交点には、放置された村営牧場のサイロや牛舎が虚しく残っていた(写真)。そこから雄山環状林道を走ったり、海岸近くの三宅島一周道路に降りたり。そこらじゅうの溶岩を見ながら走り回る。入館見学したのはアカコッコ館郷土資料館どちらも興味深い展示で、特にアカコッコ館は噴火時の映像を含むDVDが豊富で1時間以上在館して見学した。一周約30㎞の島だが、返却時には70km以上も走っていた。

 たっぷりの魚料理が美味しい宿の部屋からは正面に神津島。それから式根島、新島、利島、大島まで見える。島の反対側に回ると、御蔵島はすぐそこと言う感じ、船で来た時より島々の距離が近く感じられるのはなぜだろう?

 [共栄荘 泊]

 12月3日、2日目。昨日で三宅島を見尽くした感があり、宿でまったり。11時オープンの「ふれあいの湯」に開館と同時に入り、12時に宿のクルマに迎えに来て頂き空港へ。のんびりかつ有意義な時間の使い方ができた。NC406便(JA33CA:Do228)で調布へ、帰りは32分だった。

 野鳥や新鮮な魚、星空など何をターゲットにしてゆくか次第ではあるが、5月の連休明けぐらいが自分にとってのベストシーズンになるのかも?この島も、改めて訪れたいと思った。その時は、御蔵島とセットかな。(おわり)
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2022年12月1日 【ジェミニ】駐車場変更

2022-12-20 06:00:00 | クルマ
 過去に書いた通り、これまで借りていた立体駐車場は湿気がひどくてクルマを痛める一方、ようやく近所に手ごろな物件が出たので変更した。物件情報を入手したのが10月最終週、すぐにツバ付けて現地確認、すぐに話を付けた。が、現在の駐車場の退去条件は一か月前通告。おまけに11月分の費用を払い込んでしまっていたため、新しい駐車場は12月から借りる交渉をして承諾いただいた。

 今度の物件も立体駐車場だが、マンションの建物に収まる形で設置されているので雨は掛からない。クルマを載せたパレットは外扉が閉まると90度回転し、クルマは横を向いた形で地下へ沈んでゆく。頭から突っ込んで駐車したのに、出る時は頭がこちらを向いている親切設計。駐車場前の道路が長い一方通行路でアクセスに少々難があるのと、駐車場前に一時的にもクルマを停めるスペースがなく、さらに高さ制限1.6mなゆえに安かったのかもしれない。月額600円のアップは、環境の改善を考えれば不便さを差し引いても十分な許容範囲。

 駐車環境が良くなったので、錆びついた外装とエンジンルーム内の軽レストアをする気になった。
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【本】エマニュエル・トッド著/ 「老人支配国家日本の危機」(文春新書)

2022-12-19 20:00:00 | 本・映画・展覧会
 日本の政治を牛耳る老齢政治家どもについて書かれた本だと思ったら違っていた。2冊連続、推察はずれ。

 本書は、著者の発表原稿や講演録などからなるため、重なる部分が多々ある。内容に齟齬がないのはさすが。具体的には、民主主義とはと言う分かり切ったような話があり意表を突かれる。単純に多数決だと言い切ってしまうのでなく、意思決定プロセス、合意形成の手法など、諸国の気質やシステムの違いにも触れているので興味深く読んだが、当然と言うべきか日本の政策まで突っ込んではいない。なので、日本の政治体制について議論する参考にはなり得るが、政策討論はその次にと言うことになる。

 本書を読めば、より巧いこと政治決定ができるのか、議会運営ができるのかと問われれば、たぶんそんなシンプルな話ではないだろうと答えざるを得ない。そして、フランス人学者がこのような分析を行い発表することに、尊敬しつつ日本の学者は何をやってんだと思わざるを得ない。もっとも、「ガイジン」だからこそ見えること、言えることがあるのかもしれない。

 2022年11月30日 ハイキング帰りの電車にて読了
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