年内に未訪問空港つぶしを終えるべく、オフシーズンの三宅島を訪れた。夜明けの早い夏場であれば往路は夜行船なのだが、今の時期だと到着時は暗い。調布から飛行機で往復することにした。
12月2日、1日目。NC401便(JA33CA:Do228)で三宅島まで33分、そこそこ揺れ、富士山は見られなかった。空港に出迎えて貰い、宿へ。荷物を置いてレンタルバイク屋(朝信レンタバイク)へ。今日のお供はLet's 4 Pallet(50cc)、オレンジ色のニクいヤツ(古い)。夕方まで地図を見ながら島内を一周する。
雄山(おやま)林道を上ってゆくと牧草地のような薄い緑、2000年の噴火の後に生えた植生で、元のスダジイの森に戻るまでには800年近くを要するのだとか。上り切った雄山環状林道との交点には、放置された村営牧場のサイロや牛舎が虚しく残っていた(写真)。そこから雄山環状林道を走ったり、海岸近くの三宅島一周道路に降りたり。そこらじゅうの溶岩を見ながら走り回る。入館見学したのは
アカコッコ館と
郷土資料館どちらも興味深い展示で、特にアカコッコ館は噴火時の映像を含むDVDが豊富で1時間以上在館して見学した。一周約30㎞の島だが、返却時には70km以上も走っていた。
たっぷりの魚料理が美味しい宿の部屋からは正面に神津島。それから式根島、新島、利島、大島まで見える。島の反対側に回ると、御蔵島はすぐそこと言う感じ、船で来た時より島々の距離が近く感じられるのはなぜだろう?
[共栄荘 泊]
12月3日、2日目。昨日で三宅島を見尽くした感があり、宿でまったり。11時オープンの「ふれあいの湯」に開館と同時に入り、12時に宿のクルマに迎えに来て頂き空港へ。のんびりかつ有意義な時間の使い方ができた。NC406便(JA33CA:Do228)で調布へ、帰りは32分だった。
野鳥や新鮮な魚、星空など何をターゲットにしてゆくか次第ではあるが、5月の連休明けぐらいが自分にとってのベストシーズンになるのかも?この島も、改めて訪れたいと思った。その時は、御蔵島とセットかな。(おわり)