日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
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【本】正津 勉著 「『はみ出し者』たちへの鎮魂歌 -近代日本悼詞選」(平凡社)

2022-12-21 20:00:00 | 本・映画・展覧会
 世の中のはみ出し者、自ら世捨て人のようになった者だけでなく、爪弾きにされたり迫害にあったりした者。そうした人々の死に際し、近しい者や志を同じくした者が贈った悼詞(とうし)を採り、それらに対する著者の解説、感想を述べたものが5章18編。その5編を記すと「大逆の渦に」「戦禍の代償」「父子の肖像」「家族の星霜」「同志の応え」。

 死者についても、悼詞を贈った者も、知っている名前は多くなかった。それだけ特別な人生を送った人と言うことか。その悼詞についても、特別な人と言うことか。いずれも昭和以前の人々であり、悼詞と言うこともあってか格調高いと言うのか、言葉遣いが難しく解りづらい。

 これらの死者およびおよび悼詞に対する著者のコメントも、何だか大仰で自己陶酔しているような印象を受け、共感しづらい。対象の方々をよく知らないから仕方ないのか。著者のコメント自体が扇動的に読めるのだ。反感を覚えるには至らなかったが、覚えた違和感が消えないまま読み終えた。

 2022年12月5日 JL2234便(山形→伊丹)にて読了
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2022年12月5日 【ハイク】伊丹市内ウォーキングvia山形(その2)

2022-12-21 06:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク
 またもや山形経由の伊丹日帰り。前回同様、「いたみウォーキングマップ」掲載のコースを歩く。今日は西国街道コースをチョイス。

  JL175便(JA250J:E190)~JL2234便(JA220J:E170)と乗り継ぎ、11時過ぎに伊丹に到着、路線バスを阪急伊丹で乗り継ぐ待ち時間に昼食を掻き込み、瑞が丘で下車し昆虫館から本日のウォーキング開始。

 1本目は天神川コース(約2.8km)、川沿いを歩く。川と周辺の住宅地を隔てる土手は一段高くなっており、眺めが良い上に自動車バイクは通行不可のため安心。前半は水量もあり、カモ類を少しと大きな鯉を見た。最後の区間だけ工事で通行止のため住宅街を迂回して荒牧バラ公園に到着。無料の公園だが冬でも何種類ものバラが咲いており、そこそこ楽しめた(写真)。シーズンはもっと楽しめ、もっと人が多いのだろう。

 2本目は天王寺川コース(約4.6㎞)、こちらも川の土手道だが時おり車やバイクが通る上、民家のすぐ前を抜けてゆくため落ち着かなかった。一方でアオサギ、コサギ、そしてカワセミの姿まで見ることができた。快晴のもと川面近くを一直線に飛ぶ姿は真っ青で美しかった。西野変電所からバスで阪急伊丹そして伊丹空港へ。2本合わせて1時間半ちょっと、バスの時間を気にしながら早足での歩行だった。

 帰りも前回同様にJL2237便(JA220J:E170)~JL178便(JA249J:E190)と乗り継ぎ。あれぇ伊丹山形が行きと同じ機体?12月から運用が変わって同じ機体が1日中往復するようになっていた。と言うことは、機体乗りつぶし目的なら大阪で1泊の要ありか。山形空港で久しぶりに芋煮定食を食べて帰宅した。来年もこの乗り継ぎ(ただし1泊)で、残りのコース踏破を企画したい。(おわり)
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