日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
お気軽にコメント下さい。

2023年3月18日 【旅行】LCC利用の必需品・手荷物スケール

2023-04-07 06:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク
 今年から海外旅行を再開したが、アジア域内については地方空港を利用したい(=出入国スタンプコレクションをしたい)思惑もあり、LCC利用の頻度が高まる見込み。会社を辞めて安い運賃設定の平日に飛べると、さすがにJALとの価格差はラウンジだ優先搭乗だなどと言っても誤魔化せないほど大きい気がする。特にLCCはキャンペーンが多いため、それを使えば。例えば、先日仕込んだ旭川→台北のキャンペーン航空券は、諸費用込み11,800円だった。

 LCCは航空券が安い分、座席指定や多目の荷物になると追加費用が発生する。手荷物で言えば、キャリーバッグSサイズの機内持込は認められているものの、制限は7kgまでのところが多い。もう一つ手回り品の持込も認められているので、そちらをデイパックにすればあまり神経質にならなくとも重量オーバー→追加支払いになるケースは少ないとは思う。

 それでも転ばぬ先の杖と言うことで、コンパクトなスケールを購入した。こういうのは中国製品が安い。多少不正確かもしれないし数回で壊れるかもしれないが。そうなると楽天市場よりアマゾン、さらに進めてAliexpressである。本体+送料で500円台で済んだ。超過料金は1回2,000円とか取られるので、1回重量超過を回避できれば元は取れたことになる。電池はCR2032を使っている。

 さらなるLCC対策のため、スーツケースを超軽量のものにしようか検討したい。
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【本】広田照幸著 「日本人のしつけは衰退したか-「教育する家族」のゆくえ-」(講談社現代新書)

2023-04-06 20:00:00 | 本・映画・展覧会
 とても興味深いテーマではないか。「最近の若者はなっとらん」「いや、年寄りこそダメじゃん」意見百出しそうなテーマでしょ。まず書いておこう、少なくとも公共の場におけるマナー、そしてモラルは、年代を問わず「衰退」していると言うのが、私の見解である。

 その上で、と書こうと思ったのだが、本書の展開はおかしなことになっていると感じた。そもそも「しつけ」とは何かが違うような。自分は体系的な教え方が定義されており、評価基準も定められているいわゆるお勉強を「教育」、そして、それ以外の振る舞い、考え方などいわゆる道徳的な作法を「しつけ(躾)」と思ってきた。しかし著者は、前者も後者も「しつけ」とし、それを学校教育と家庭教育に二分して「AorB」の論法に展開しているように読み取れる。

 自分は、いわゆる「教育」については主に学校が、そして「しつけ」については主に家庭と、さらには(学校を含む)地域社会がその役目を担っているのだと考えてきた。勿論それぞれ「主に」であり「全て」ではなく、例えば家で親が子どもの学習の面倒を見ることもあるだろうし、学校で先生は勉強だけでなく態度まで指導することだろう。本書と、このスタンスで大きく隔たりを感じた。

 本書で興味深い点を挙げれば、都市部と農漁村の親が、それぞれ学校に期待する内容の統計調査結果だろうか。ただそれも、前期の通り「教育とは「しつけとは」の定義が異なれば、結果の読み取り方も変わってくる。

 議論討論を行う場合の言葉の定義について考える、良いサンプルだった。

 2023年3月15日 福岡県姫島の船着場にて読了
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2023年3月11~17日 【旅行】北部九州の離島めぐり(7)六連島、スターフライヤー初搭乗

2023-04-06 06:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク
 3月17日、7日目最終日。今日は九州をちょろっと出て下関沖の六連島を訪ねる。昨年訪問したが、船のダイヤを読み間違えて渡れなかった経緯がある。島までは20分かかるが、かなりの時間を本土と彦島の間の小瀬戸を走る。出た途端、普段なら見かけないフェリー2隻と遭遇。新潟から呉に回航するらしい「らべんだあ」(新日本海フェリー)と、4月デビューに向けた試運転らしいピカピカの「さんふらわあ むらさき」(フェリーさんふらわあ)。またバイクを積んで、フェリーで九州まで来たくなった。

 六連島は、昨日までの島々よりはるかに街が近いのが特徴。同じ船で来た郵便局員さんに一周する道を尋ねたところ、分岐を山の方へ向かえば行けると。確かにその通りで、短い距離で結構な高度を稼いだ。すると意外にもあちこちに温室が(写真)。中身は花。花卉栽培の島だったか。それと、今は無人だが防衛省のレーダー。島のあちこちに「防エ庁」の土地標識が。石造りの見事な灯台(1871年造)を、島めぐりの最後とした。

 帰京は山口宇部空港から。下関駅からの空港バスは船と入れ違いで出てしまうため、JR山陽本線~宇部線と乗り継ぎ草江駅下車。ホームから管制塔が見え、ターミナルまでは歩いて10分弱。他に4人ほど、搭乗客らしき人がいた。時間の都合でスターフライヤー(SFJ)運航のANA便を利用する。ANA3814(SFJ14)便、JA07MC(A320)は、1時間18分で羽田に着いた。スターフライヤーの印象はと言えば、シートピッチが少し広くてシートモニタが付いてたなくらいか。ドリンクサービスはあった。乗り継ぎや預け荷物などなくイレギュアーもなければ、あまり特徴など感じることもない。強いて言えば羽田の到着が1番スポットで、出口までとにかく遠かったこと。

 今回は、一週間で8つの離島を訪問できた。最初の小呂島だけ渡れず再戦となってしまったが、他は予定通り。予定外だったのは、咳がずっと止まらなかったこと。過去にも経験しており、花粉症で鼻水が出て鼻が詰まる→口を開けて寝る→喉を痛め咳が出る→菌が残り咳だけ止まらない、というパターン。帰宅時に医者に寄り、抗生物質その他を処方して貰った。一方で、島めぐりはスローペースなこともあり、疲れて体調不良になることはなかったのは幸いだった。次の離島めぐりも、もう計画は済んでいる。(おわり)

小倉
(JR)
門司
(JR)
下関/竹崎 /1000
(市営連絡船)
★六連島 1020/1230
(市営連絡船)
竹崎/下関 1250/1325
(JR)
宇部 1408/1416
(JR)
草江/UBJ 1439/1520
(NH3814/SFJ14)
HND 1655
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2023年3月11~17日 【旅行】北部九州の離島めぐり(6)藍島、馬島

2023-04-05 20:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク
 3月16日、6日目も快晴。今日は宿に殆どの荷物を置き、10Lザックで小倉沖の2島をハシゴする。

 午前は藍島(あいしま、あいのしま)。猫の島として有名だそうで、週末には乗船整理券を発行し、積み残しがでるほどだとか。今日も、10人くらいは観光客がいた。この島はほぼ真っ直ぐな一本道が基本で、その途中に港がある配置。例によってそれぞれの端まで往復。西端は千畳敷(写真上)、ここだけ他と岩の種類が違っているように見えた。確かに猫はあちこちにいたが、あちこちに分散して棲息しているため「猫まみれ」の印象はなかった。

 午後は馬島へ、小倉に戻る船を途中下船したのは3名、うち1名は郵便屋さん。こちらの島に観光客は見向きもしないらしい。確かに、島は静か、見どころがない点では藍島も似たようなものだと思うが。起伏に富んだ細道を歩いてゆくと、小さな段々畑があった(写真下)。

 宿は連泊。管理人さんお勧めの「栗山ラーメン」で夕食、さらに歩いて昭和レトロな「大黒湯」に入ったところ、10人ほどの先客の7人くらいが刺青を入れていた。さすが修羅の国(笑)。もちろん何事もなく、直ぐに空いて貸切状態となったが湯の熱さには参った。

 [ゲストハウス リトルアジア小倉 泊]

小倉港 0930
(市営連絡船)
★藍島 1005/1330
(市営連絡船)
★馬島 1340/1643
(市営連絡船)
小倉港 1705
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2023年3月11~17日 【旅行】北部九州の離島めぐり(5)姫島

2023-04-05 06:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク
 3月15日、5日目も快晴。今日は糸島半島沖の姫島だけがターゲット。

 予定より早く唐津を出た。筑前前原駅前の観光案内所にデイパックを預け、少しだけの荷物はパッカブルの10Lザックに入れて持って行く。ザックはケシュア(デカトロン)ウルトラコンパクトバックパック10L、ペラペラだがセルフパッカブル、超軽量なのでデイパックにぶら下げっ放しでも気にならない。ちなみに何を持って行くかと言うと、水(500ml)、弁当、携行食、モバイルバッテリ、充電ケーブル、ハンドタオル、折り畳み防風衣、ティッシュペーパー、コンビニ袋、船待ちに読む本。ウォーキングイベントの参加賞で頂いた本品は国内販売終了のようだが、似たような商品をホムセンあたりで売っていると思うので、1つ持っておいて損はなさそう。港のある岐志に向かうコミュニティバスは若者中心に超満員、糸島人気すげえ。だが多くは港近くのカキ小屋に向かったのか、船着場に向かったのは数名だった。

 島までは15分ほど。ここも一周できず、V字状に道がある。この他、島の最高部・鎮山への登山道があるようだが、滞在時間が足りず登るのは諦めた。人の行き来があり、何となく活気があるように感じる。近年建て替えられたらしい学校は、学校らしからぬスタイル、休校にならないことを願ってやまない(写真)。この島も猫がそこここを往き来している。水は澄み、視程良好。海の風はまだ冷たいが、日差しは暑く感じられるほど。

 筑前前原まで戻り、電車を博多(福岡市)で乗り継ぎ、小倉(北九州市)まで。着いたら寝るだけなので、節約して在来線で向かった。宿はゲストハウスだが、ドミトリーでなく狭いながらも個室。トイレやシャワーの共同利用には抵抗がないので、滞在時間が短い夜はコスト優先で泊まる。長期滞在(1か月契約)の日本人、香港人、韓国人、アメリカ人、他にも海外からのカップルなど、久々にインターナショナルな宿の雰囲気を味わった。夜は地元の有名チェーン店・資(すけ)さんうどん。

 [ゲストハウス リトルアジア小倉 泊]

唐津 0907
(JR)
筑前前原 0953/1112
(バス)
岐志 1133
(徒歩3分)
岐志港 1150発
(渡船ひめしま)
★姫島 1206/1420
(渡船ひめしま)
岐志港 1436着
(徒歩3分)
岐志 1445
(バス)
筑前前原 1508/1529
(JR)
博多 1611/1631
(JR区間快速)
小倉 1751
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2023年3月11~17日 【旅行】北部九州の離島めぐり(4)青島、黒島

2023-04-04 20:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク
 3月14日、4日目。宿を早朝に出発するが、朝食の弁当と昼食のおにぎりを用意してくれた。予約時に電話で尋ねると「ウチは釣りのお客さんが多いので、慣れてますから」と親切な対応だった。寒気が戻って来、昨日の快晴もあって車の窓ガラスは真っ白、クレジットカードで厚い霜を削り落とす必要があった。

 今日も二島を巡る。一帯には幾つも離島があり、訪問に先立ちこれらを回る船のダイヤとにらめっこする必要があった。面倒でも一度情報を紙に抜き書きした方が、スケジュールを組み立てやすいのはデジタルネイティヴでない証。船唐津(ふなとうづ)港からまずは青島まで15分。

 青島の道は概ねP字に整備されており、Pループの付け根が港。なので、ループ部分のみ歩くことにした。島の周辺は黒っぽい石が多く、それを積み重ねた石垣もあった(写真上)。坂を上がった上部には風力発電塔が並ぶ。松浦市の火力発電所も良く見えた。港近くには猫が多い。


 次の黒島まで、船唐津港を経由して40分。船にはそのまま乗っていれば良い。こちらは概ね一周できる道が整備されており、そこを歩いてゆく。こちらは花崗岩だろうか、堅そうな石が切り出されるようで、立派なお墓が並び、道や畑の脇にも石垣が積まれていた(写真下)。島を一回りしても一時間ほど。

 予定より一便早く船唐津に戻ることができたので、鷹島内を見学。松浦市立埋蔵文化センターは、予想以上に展示内容が充実していた。そもそも元寇で元軍の大部分が暴風雨<神風>で沈没した舞台が、ここ鷹島沖だったとは。センターを見学し終えた駐車場で、たまたまお話しした方が熱心に解説して下さった。ひょっとして館長さんだったのだろうか。「元寇と言うと博多の方が有名で、皆さんあちらは御存知なのですが鷹島のことは御存知ないのです。」いや、全くその通りでお恥ずかしい。そのあと「施設はやってませんが眺めの良い所なので、行かれてみては」とのお薦めに従ってモンゴル村へ。センターを見学前、何でモンゴルなのかと思っていたのですが、元寇からみだったんだ…確かに小さな丘の上に立つと、素晴らしい展望だった。馬渡島と重なるように壱岐、そして遠くうっすらと対馬も見えている気がした。

 唐津まで戻るのにまた道の駅に寄り、昨日食べたいと思ったアジフライを単品で頂く。運転するのでノンアルビールで、旨い!ナビに従って最短コースで唐津に戻り、給油してレンタカーを返却。2日間で120㎞、島めぐりの港を繋いだだけなので距離は伸びない。燃費は20km/L程度だった。一昨日の宿に出戻り。夜は、予約しておいた宿お勧めの居酒屋「大八車」にて。瓶ビール一本で酔っぱらってしまい、食事を終えてホ輝に戻ったらそのまま寝てしまった。

 [アスカホテル 泊]

宿
(レンタカー6.0km)
船唐津 0700
(鷹島汽船)
★青島 0715/1023
(鷹島汽船)
★黒島 1103/11225
(鷹島汽船)
船唐津 1250
*** 松浦市立埋蔵文化センター ***
*** モンゴル村 ***
(レンタカー32km)
~20 トヨタレンタカー唐津駅通り店
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2023年3月11~17日 【旅行】北部九州の離島めぐり(3)向島、飛島

2023-04-04 06:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク
 3月13日、3日目、快晴。朝イチでレンタカーをピックアップ、これも前回と同じ営業所。借りたのはルーミー(=ダイハツ・トール)、昨年末に右手親指を骨折してから初めて車を運転するが、AT車なのでいざとなれば左手だけで運転も可能。右手はハンドルに軽く添えるだけにする。

 まずは唐津七島の最後、向島(むくしま)を目指すが、時間がある。遠回りして玄海町の原発PR施設を見学してゆく。この手の施設はどこも立派、簡単ながら過去の原発事故のについての途中の説明コーナーがあるのは立派。コンビニで昼食を仕入れ、星賀港から船で15分で向島へ。

 向島は小さい島、1時間15分の滞在。船着場から伸びる道を、左右端まで歩く。東側の道からは、先ほど訪れた玄海原発や一昨年の年越しで訪れた馬渡(まだら)島が良く見える(写真上)。島の海岸はどこも漂着物だらけだった。

 星賀港に戻り、レンタカーで次の目的地・殿の浦港へ。綺麗な「鷹島肥前大橋」を渡り、ここで行政区分は佐賀県唐津市から長崎県松浦市に変わる。渡り切ったところに道の駅があり、ちゃんぽんが長崎(市)のと一味違うとの売り込みに食べてゆく。確かにスープの味が大きく違った。今夜の宿の前を過ぎて港へ、時間があるので車の中で昼寝をしていたら、危うく乗り遅れるところだった。危ない危ない。船の所要時間は13分。

 島を歩くため港近くにいたお婆ちゃんに道を尋ねたら、教えてくれるばかりでなく猪除けにと鈴を貸してくれた。そうね、もう夕方だし出てくるかもね。港から登り切った奥は金刀比羅宮だった。戻ってきて鈴をお返し、今度は海沿いを歩いていたら朽ちかけた長屋風の建物が数棟、その先にコンクリートの桟橋跡やホッパーがあった。間違いなく炭鉱の跡だ(写真下)。調べてみたら戦後のわずか20年ほど、操業していたらしい(飛島炭鉱)。港で素晴らしい夕陽を眺め、空の赤味が闇に消えてゆく中を殿ノ浦港に戻った。島巡りらしい楽しさを味わえた夜、宿の食事は刺身だけでなくカワハギの煮付、タイの南蛮漬、ナマコ酢など豪勢。

 今日から、公共交通機関でのマスク着用義務が撤廃された。とは言え今年は花粉の飛散が大量だそうだし、基本的に戸外では着用しようと思う。

 [ビジネス旅館鷹島センター 泊]

800~ トヨタレンタカー唐津駅通り店
(レンタカー22km)
星賀漁港 1100発
(向島汽船)
★向島 1115/1330
(向島汽船)
星賀漁港 1345着
(レンタカー7km)
殿ノ浦 1600発
(鷹島汽船)
★飛島 1613/1855
(鷹島汽船)
殿ノ浦 1905
(レンタカー1.5km)
宿
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2023年3月11~17日 【旅行】北部九州の離島めぐり(2)小呂島断念、西鉄で大牟田往復

2023-04-03 20:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク
 3月12日、2日目。今日から九州北部の離島巡りをする。今日は小呂島(おろのしま)、福岡市の沖に位置し、市営渡船で渡る。日帰りできるのは、船が2便ある週の3日だけだ。しかし、出だしから躓いた。

 姪浜港で乗船券を買おうとしたところ、窓口で午後は荒天が予想されており、島からの戻り便が出ないかもしれないとのこと。そうなればたぶん明日(月曜日)も欠航であり、火曜日は1日1便であり戻って来られるのが15時、島に宿泊施設はないため、行くのは止めた方がと言われる。他の係員、船員さんに聞いても「出直した方が良か」。宿の無い島で置き去りにされるリスクは冒せない。初日からツイてない。

 元々は午後に島から戻ってきて行く予定だった、福岡市博物館まで4㎞弱、徒歩で向かう。途中で海にそそぐ手前の室見川を覗き込んでいたら、散歩の老人が「今日は水が澄んどります」と話し掛けてきたので、近隣の昔の様子(早良炭鉱)など色々と聞いて興味深かった。

 博物館はなかなかの展示内容、気が付けば3時間近く過ごしていた。

 午後は思い立って、西鉄の柳川観光ラッピングトレイン「水都(すいと)」に乗るべく大牟田まで往復する。通常の特急で大牟田に向かい、駅近くの老舗「東洋軒」でラーメンを堪能したのち駅反対側に保存展示されている旧大牟田市内線の路面電車204号内のカフェでコーヒー、「水都」で天神に戻った(写真)。そしてバスで唐津へ、一昨年にも泊まった宿で勝手がいい。前回訪問時は新型コロナ対策で利用できなかった大浴場、今回は使えてリラックス。

 [アスカホテル 泊]

ホテル 0800
(徒歩)
姪浜港 0815着
(徒歩3.5km)
福岡市博物館
(バス)
天神 1230発
(西鉄特急)
西鉄大牟田 1332/1455
(西鉄特急「水都」)
天神 1555/1632
(高速バス)
唐津大手口 1748着
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2023年3月11~17日 【旅行】北部九州の離島めぐり(1)JAL 777-200ER乗り納め?

2023-04-03 06:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク
 JALでボーイング747シリーズの後継としてデビューした、ボーイング777シリーズ。その中で11機導入された短胴型国際線仕様(-200ER)シリーズも新型コロナ渦以降は国内線に転用もしくは退役となり、残り3機が2023年度上期中の退役に向け最後の活躍中のため、お別れ搭乗を考えた。そしてそのまま、離島めぐりをするのだ。

 国際線用のフルフラットビジネスシートを国内線クラスJ料金で体験できるとあって大人気のため、充当便は運賃がひときわ高い上にも関わらず空席がない。どうせ乗るなら弁当と酒を持ち込んで、国際線機内食の雰囲気を演出したい。そういう飲み喰いをするなら、夜のフライトがいい。そう希望してずいぶん先の日程まで検索を重ね、やっと良さげなフライトを確保できた。シートの仕様はこちら

 3月11日、東日本大震災の起きた日。羽田を18時過ぎのJL329便、777-200ERで機番はJA702J、近距離国際線用に導入された機体で、自分は香港便とソウルで搭乗したことのある機体だった。

 スパークリングワインとデパ地下弁当を持ち込む予定だったが、ライブ会場から空港へ向かうことになったため調達できず、羽田空港内でクラフトビールと彩り弁当を買って持ち込み、機内でゆったりとしたひと時を過ごした(写真)。所要1時間30分、このシートなら那覇便で一眠りも楽しみたかったが仕方ない。あっという間のフライトだった。

 今日は移動のみ、空港から地下鉄で姪浜まで行き投宿。

 [いずみやビジネスホテル 泊]

[追記]
 この翌日だったか、3機のうち「JA701J」の3月中の退役が発表され、4月以降は残り2機が活躍することとなった。
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