【ぼちぼちクライミング&読書】

-クライミング&読書覚書rapunzel別館-

セブン・エー保険支払い

2011年01月30日 09時27分09秒 | クライミング(一般)

セブン・エーから郵便が来た。
保険更新のお知らせ、である。
何年も前から、セブン・エーのクライミング保険(ノーマルタイプ)に入っている。
自分がケガするのは、しかたないけど、万一他の人をケガさせたら大変。
(登っていて落石したり・・・とか)
お金で解決できる問題ではないが、多少の助けにはなる。
そんな訳で、保険に入っている。
(幸運なことに、今のところ、保険の世話になっていない)

今回更新で、注意点がある。
(私はN1+Lタイプ)
値段が変わった。
5000円→5620円。
その代わり携行品の保険も付いた。(別にいらない、けど)
もう一つ注意点がある。
これは、前からかもしれないが、パンフレットの文章を転載する。

クラック等ナチュラルプロテクションを使用するルート、地面以外からのビレイを受けるルート、マルチピッチ、開拓、支点整備、懸垂下降中を除きます


これだと、もし備中で支点整備を協力したり、懸垂したりで事故を起こした場合、保険が下りない。
N1+Lでは、範囲が狭いジム中心保険になってしまう。(まぁ、現在の私の行動、そうだけど)
私も時たま山に登るし、クラックをしたくなる時もある・・・これでは具合悪い。
今年度分保険支払いしたけど、来年はA1+Lの山岳タイプ(6840円)に変更してもいいかな、と思う。

PS
年末年始、ニュージーランドに行った。
この時、AIU保険加入を検討した。
時間があったら、レスト日にトレッキング等をしたい、と考えていたから。
レスト日対象にAIUでも加入しておこう、と。長時間、車も運転することだし。
ところが、HIS通じて申し込んだところ、加入拒否された。
なぜなら、日程の中にクライミングが含まれるから。
少しでも、危険な要素があると、加入できないらしい。


「僕は動物カメラマン」宮崎学

2011年01月30日 08時27分40秒 | 読書(写真エッセイ)

表紙
1983年出版された宮崎学さんの自伝。
宮崎学さんのブログを時々見ている。
写真多数掲載され、文章もおもしろい。
それで、自伝を読みたくなった。

著者は伊那谷中央アルプス山麓にある駒ヶ根高原の一角に住んでる。
以下転載。

野生動物たちは、季節の移ろいにはきわめて敏感である。そして、漫然と生活しているように思われがちであるが、じつはきわめて規則正しく、四季の変化に忠実に対応しながら生きているのだ。彼らは、季節の変化を、きわめて正確に計算しながら生活している。そんな野生動物たちの生活圏にもっとも近いところで、私も彼らとおなじようにいち早く季節を感じとりたくて、この高原に生活の場を求めたのだ。
信州の片田舎から他の土地へ出ていかないのも、そのためである。四季がもっともはっきりとしているところで、動物たちが感じているであろう自然の風や熱や空気、土や水や色を、写真の世界にまでとり入れたくて、私は中央アルプスの山麓を選んだ。
(中略)ワナにかかったものを足元だけ隠して写した写真を生態写真だといって発表しても、動物写真でとおってしまう。死んだり、剥製になったものをあたかも生きているもののように写して発表しても動物写真である。これらをひっくるめて、生活のために撮り続けていっても“動物写真家”であるといわる。
だが、私は、自分で山を見きわめ、目ざす動物の痕跡をさぐり、そして、目的の野生動物を写すといった、そのような課程を大切にしながら彼らと対峙することのほうがより重要だと、かたくなに信じているのだ。

【参考リンク】
宮崎がく写真館 森の365日公式ホームページ)