【ぼちぼちクライミング&読書】

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養源院、訪問

2011年02月21日 23時18分25秒 | お出かけ
伏見稲荷に行った、と書いたが、まだ続きがある。
その後、七条に移動。
養源院と三十三間堂に立ち寄った。

どちらも小説の舞台になっている。
「茶々と信長」「茶々と秀吉」「茶々と家康」(秋山香乃)「美女いくさ」(諸田玲子)「江―姫たちの戦国」(田渕久美子)
以上、浅井三姉妹を描いた作品。
養源院は、もともと淀殿(お茶々)が、父・浅井長政を供養するために、秀吉に願って創建した。
それが、落雷により焼失した為、次に崇源院(お江)が秀忠に願って、再興した。
これらの小説では、何度も養源院が登場する。
一度訪問しておきたい、と思っていた。
写真を撮ってきたので紹介する。
(内部写真は撮影禁止なので無い)
ホントは内部写真を紹介したい。
と言うのも、俵屋宗達の象、獅子、麒麟の迫力ある絵、左甚五郎の鶯張廊下、さらにインパクトがあるのが、血天井。
ウィキペディアによると・・・

『関ヶ原の戦いの前哨戦ともいわれる伏見城攻防戦で鳥居元忠以下1000人余りが城を死守し,最後に自刃した廊下の板の間を供養のために天井としたもので、武将達の遺体は残暑の残る8月から9月中旬まで放置されていたと言われ、そのため今も生々しい血の痕があちこちに残る』

実際、人の形、手のひらの痕が天井に残されている。
お坊さんが、竹の棒で、天井を指して説明してくれる。
・・・これほど生々しいとは思わなかった。
(霊感の強い方、訪問ひかえたほうがよい、かも。私は、この後ずっと、頭痛に悩まされた)

PS
今なら崇源院(お江)、現存する唯一の肖像画を特別公開している。(これは価値がある)
さて、この後、「宮本武蔵」「風にもまけず粗茶一服」の舞台となった三十三間堂へ移動。
(続きは、また次回)


三十三間堂の東隣にある。

思った以上に大きい。

拝観料600円、肖像画特別公開中。

お市の方、供養塔

崇源院(お江)お墓

【参考リンク・養源院】
http://kyoto-higashiyama.jp/shrinestemples/yogenin/
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A4%8A%E6%BA%90%E9%99%A2