再び、ポンポン山に登ってきた。
雪はなくなっていた、先週でオシマイ、である。
つかの間の「雪山」であった。
神峰山寺~川久保~川久保尾根~釈迦岳~ポンポン山~水声の道~川久保~神峰山寺
9:15出発~3:45下山
合計4時間半掛かったことになるが、登り3時間、下り2時間、合計5時間と考えて、
(余裕を見て)予定を組んだ方が良い。
起点となる登山口風景
ここから歩き始める
川久保尾根が始まる
先週は、ここに雪の吹きだまりがあって30㎝くらい積もっていた
それにしても雪がない
・・・と思っていたら、少し樹林帯の谷筋に、雪が残っていた
先週より人が多い山頂・・・私の作った雪だるまは、当然なくなっていた。
今回はずっと曇りで陽が照らなかったが、雨が降らなかっただけでもありがたい。
(下山したとたん降り出した)
PS
関西で、もっと雪山を楽しみたい、って方は、もっと高い山に登るしかない。
例えば、比良山系・武奈ヶ岳、とか。
その場合、冬山フル装備が必要となる。
・・・つまり、冬山登山靴、アイゼン、ピッケル、ロングスパッツ、ゴア上下。
[震える牛」相場英雄
食品偽装問題をテーマにした警察小説。
未解決殺人事件の捜査を命じられる。
それが契機となり、食品加工、偽装の核心へと入っていく。
地方での商店街と巨大ショッピングセンターの問題。
警察機構と派閥の問題も交えながら、物語が展開する。
P190
「おにぎりまで?」
「三個で250円ならば原価は80円程度。間違いなく古々米が原料です。古いコメに乳化成分、ブドウ液糖、増粘多糖類を加えていなければ、とても食べられるシロモノにはなりません」
小松はそう言ったあと、焼きおにぎりを頬張った。
「でも、海鮮サラダなら大丈夫でしょ?」
鶴田が小エビの載った皿を差し出すと、小松は強く頭を振った。
「次亜塩素酸ナトリウムという消毒剤、アスコルビン酸ナトリウムという酸化防止剤のプールに浸かった野菜を食べる気になれません」
「今朝、時間がなかったのでコンビニのハムサンドを摂ったのですが」
「おそらく多数の添加物が入ってますね。サラダの野菜がカットしてから1日経っても黒ずんだりしないのには、ちゃんと理由があるんですよ」
P193
「皆さん、当たり前のように食べている世界チェーンのファストフードも基本的な仕組みは一緒ですよ。大量仕入れで世界中から老廃牛のクズ肉を集め、そこに添加物を混ぜ込む。刺激の強い調味料で肉本来の味なんて分かりっこないのです。(後略)」
【ネット上の紹介】
警視庁捜査一課継続捜査班に勤務する田川信一は、発生から二年が経ち未解決となっている「中野駅前 居酒屋強盗殺人事件」の捜査を命じられる。当時の捜査本部は、殺害された二人に面識がなかったことなどから、犯人を「金目当ての不良外国人」に絞り込んでいた。しかし「メモ魔」の異名を持つ田川は関係者の証言を再度積み重ねることで、新たな容疑者をあぶり出す。事件には、大手ショッピングセンターの地方進出に伴う地元商店街の苦境、加工食品の安全が大きく関連していた。現代日本の矛盾を暴露した危険きわまりないミステリー。