【ぼちぼちクライミング&読書】

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我が家のロマンス

2021年06月07日 10時49分36秒 | TV/ドラマ

韓国ドラマ「我が家のロマンス」をU-NEXTで観た。
2015年作品、全50話、1話61-69分
出演:チャ・ファヨン(母:ユン・ジョンエ)、チャン・ソヒ(長女:キム・ユニ) 、パク・ヨンギュ(オム・イルナム) 、
脚本:キム・ジョンス

夫と死別後、シングルマザーとして4人の子どもを育てたジョンエ。
そのジョンエと子どもたちを中心に物語は展開する。
「お金の問題」「兄弟姉妹間の確執」など丁寧に描いている。
よく出来ている、面白く感じた。
しっかり者の長女役・チャン・ソヒとお母さん役・チャ・ファヨンの2大女優がドラマを最後まで、しっかりと引っ張ったのが勝因と思う。他の俳優陣もよかった。
(チャン・ソヒは、「復讐劇の女王」と言われるが、ホームドラマでも実力を発揮した)

ホームドラマ・ベスト3=「棚ぼたのあなた」(2012)、「黄金の私の人生」(2017)、「家族なのにどうして」(2014)、と言ってきたが、本作品を追加して、4大ホームドラマ、としたい。

【音楽】
最初、オープニングとエンディングの音楽が同じだった。
オープニング曲は、明るく軽快な曲なので、シリアスな展開の後、エンディングでオープニングの明るい曲を流されると、違和感を感じた。
ところが、25話からエンディングの音楽を変えてきた。情感あふれる曲も挿入されるようになり、物語を盛り上げた。そこがエライ、と感じた。(最初から、そうして欲しかったけどね)

【雑感&覚書】
#35 凶暴コンスンがかっこいい。親も兄弟も金もないが、ただの田舎娘ではない。

#37 「出嫁外人って?」
    「結婚した人は他人だってことだよ」

#39 韓国ドラマでは、よく『指切り』のシーンが出てくるが、指切りして親指どうしでハンコを押す動作までする。そこが日本と違うところ。このドラマでは、噂に聞く「さらなる念入り動作」までやっていた。即ち=指切り→押印→コピー→スキャン(ここまで念入りにするって、逆に、約束を守らない人が多いってこと?)

#41 智異山、雪岳山の雪について触れている、#45では、智異山の桜にも言及している
(いつか行ってみたいけど、コロナのせいで、海外どころか、国内の旅行さえままならない。でも手術後、体調万全でないので、ちょうどいいのかもね。今年の秋か冬には脚力、体力、クライミング力も50%以上回復したらいいな、と願っている)

#47 最後のシーンが切れている・・・配給会社の不手際?


【過去のドラマ・ベスト】
韓国ホームドラマばかり観てるけど、ホームドラマという枠組みを外すと、「風の便りに聞きましたけど!?」が一番面白かった、と思う。
他には、「華麗なる遺産」「愛の不時着」「知ってるワイフ」「私はチャン・ボリ!」がよかった。
さらに、韓国ドラマという枠組みを外して中国ドラマも含めると、「月に咲く花の如く」「瓔珞」が上位に入ってくる。
また、米ドラマも含めるなら、「マーベラス・ミセス・メイゼル」が1位。なぜなら、3回も観た作品は他にないから。

【閑話休題】1
「我が家のロマンス」の前に中国ドラマ「花不棄」を観たが、途中で挫折。
全51話だけど、40話くらいで力尽きた。(もうちょっと我慢すればよかったが、気力が無くなってしまった)

【閑話休題】2
ところで、拱手(きょうしゅ)という動作を見かける。
中国ドラマでも、韓国ドラマで見かける。
伝統的な礼儀作法で、時代ドラマではよくあり、現代ドラマでも改まった挨拶シーンで見ることが出来る。指をそろえ、一方の掌をもう一方の手の甲にあてたりする。
Wikipediaでは、『一般的には、男性は左手で右手を包むようにするが、女性は逆の所作となる。葬儀のような凶事の場合は左右が逆になる。』とある。
韓国ドラマを観ていると、中国ドラマほど厳密でないのか、女性でも左手を上にしていたりする。(一度注意して観てみて)

2003年にSARSの流行した後、台湾で「拱手不握手」運動を推し進めたそうだが、現在コロナ渦の日本でも、握手の代わりとなる有効な礼儀、と思う。
推し進めてもいいかも、と思った。

*上の写真はWikipediaより、
2020年3月5日、拱手する蔡英文総統