韓国ドラマ「たった一人の私の味方」をU-NEXTで観た。
2018年作品、全53話、1話64-70分
出演:チェ・スジョン(父:カン・スイル)、ユイ(娘:ドラン) 、イ・ジャンウ、ユン・ジニ
脚本:キム・サギョン
ヨンフンは、殺人を犯し無期懲役となる。
ドンチョルは、ヨンフンの娘・ドランを引き取り育てる。
韓国版「氷点」の世界。
ヨンフンは、特赦により27年後出所しカン・スイルと名前を変える。
娘は28才になっていたが、名乗り出ることが出来ない。
最初タイトルの意味は、娘にとってたった1人の味方=父、と思っていたが、後半で逆転する。父の過去が暴かれても、無条件に味方する娘・ドランが描かれる。
(最終話で、さらに深い意味があると分かる)
犯罪加害者と被害者の問題を商業ベースで娯楽作品としたのがえらい。
日本だったら、炎上してたかも。(そもそも企画段階でボツ?)
【印象に残ったセリフとシーン)
#21 お金が教養を作る
#23 キャンピングカーで、雪岳山(ソラク)に新婚旅行に行くシーンがある
#24 「智異山(チリサン)にも行って 南海も見たし 釜山でヌタウナギも食べられた」
#30 嫁は下からもらえ
#36 キレイな女は3年で飽きるけど、料理上手な女は一生飽きない
#44 ドンチョルの妻:「人殺しの子を育てさせるなんて死んでも許せないわ」
【感想】
韓国ドラマばかり観ているように思われるかもしれない。
実際は、米ドラマも試している。
でも、数話で飽きてしまい続かない。
米ドラマと比べて、韓国ドラマは、格段に完成度は低い。(予算も少ない)
でも、最後まで観てしまう。
この違いは、いったい何なんだろう?
韓国ドラマは、「情(じょう)」を描こうとするから?
米ドラマと比べて、湿っぽいのは確か。
この湿度が心地よいのかも。
【蛇足】
演出の雑な点が散見され、30話くらいで挫折しそうになったが、40話くらいから盛り返す。
【ネット上の紹介】
病気の妻の治療費をめぐるトラブルで誤って人を殺してしまったヨンフン。無期懲役の判決が下り、ヨンフンはともに施設で育ち自分を兄のように慕うドンチョルに幼い娘・ドランを預けることに。27年後、出所したヨンフンは娘と関わらずに生きようとするが…。