「芝居」をテーマにした作品。
シリーズ4作目。
江戸の街を地震が襲う。
P74
「七夕の夜の自身と灰――あれは浅間山の噴火によるものだそうですよ」
P83
「・・・・・・実は、お才の縁談が決まりそうでね。おまえさんがけしかけている妙な遊びをいますぐやめさせたいんだよ」
今回、キャラクターの父親視点の章があって面白かった。
より立体的になるので、これからも期待したい。
【ネット上の紹介】
空から謎の灰が降り注ぐなか、七夕の夜に江戸の街を地震が襲った。翌朝、芹は今まで見たこともないどす黒い空を見上げ、不安な気持ちに駆られながらも「少女カゲキ団」の稽古所へと向かう。一方で才の父親が踊りの師匠・花円に「娘の縁談が決まりそうなので、あんたがけしかけている妙な遊びをやめさせろ」と詰め寄ってきた。このままでは飛鳥山での芝居が出来なくなってしまう。花円が取った行動とは!?夢を追いかけ、芝居をとおして羽ばたこうと懸命に生きる少女たちを描く、話題沸騰の時代小説シリーズ第四弾!!