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「旅の人、島の人」俵万智

2014年10月22日 22時07分40秒 | 読書(沖縄・八重山)



「旅の人、島の人」俵万智

俵万智さんは、3.11の震災で小学生の息子と避難する。
仙台、山形、羽田から那覇、そして石垣島へ。
この本は、石垣島での様子が書かれている。

P131-132
石垣島に来てわかったのだが、ここは八重山諸島。本島とは違う言葉が数多くあり、「沖縄の方言」というふうには一くくりにできない。そして八重山の島々の中でもまた、さまざまな違いがある。

・・・例えば「ウエルカム」
本島「めんそーれ」
石垣島「おーりとーり」
黒島「わーりたぼーり」
宮古島「んみゃーち」

・・・例えば「畑」
本島「ハル」(畑で働く人「ハルサー」)
黒島「パタキ」
宮古島「パリ」

「#育児ことわざ」が紹介されている。(P113-115)
私の選んだベスト10は・・・
「ねこにもこんばんは」
「泣く子は黙らない」
「悪事の前の静けさ」
「花より団子虫」
「泣きっ面に鼻水」
「目の上のごはんつぶ」
「寝る子はものすごく早くおきる 」
「臭いものは蓋をしても臭い」
「寝た子は重い」
「鬼嫁の目にも涙」

【参考リンク】
八重山諸島とは? | 南ぬ島 石垣空港
いつか、八重山諸島に行きたいと思っているので、読んでみた。
湿度、紫外線、虫に注意。

【ネット上の紹介】
沖縄の石垣島に、息子と移住して三年あまり。旅の人というにはやや長く、島の人というにはまだ短い時間が流れた。住んでみて初めてわかること、慣れてないからこそ驚けること。旅人でも島人でもない宙ぶらりんだから見えるものを、楽しみながら綴った最新エッセイ集。 

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