「これは経費で落ちません!」(9)青木祐子
シリーズ最新刊。
経理から見た、オフィス人間模様。
今回はオールスター総出演・・・美月、山崎、織子、志保、千晶・・・。
山之内亜希の光と影が見られて良かった。
風呂好きな小枝子おばさんが良い感じ。
美華をもう少し活躍させてほしかった。
P30
優秀な営業マンは悪口を言わないし、ゴリ押しもしない。
P49
「(前略)優秀な人以外生き残れなくしたら、つまらない会社になると思います」
P83
織子は人当たりがいいが怖い。どこか壊れている。そこが魅力なのだが、長く一緒にいたら巻き込まれてしまいそうだ。
P175
「(前略)ほんと、甘やかすのはダメだわ。子どもも会社も」
P183
「彼女と映画を観るのはダメだけど、家族とドライブならいいのか」
「なんかそうっすねー」
【参考リンク】
「これは経費で落ちません! 」①―⑧青木祐子
【ネット上の紹介】
性別、年齢、派閥。社内は今日も面倒です。トナカイ化粧品との合併以来、天天コーポレーション営業部は水面下での争いが絶えず、広報部は後進の育成で騒がしい。経理部は新戦力の加入で、少しずつ人手不足が解消されつつある。そんな中、東北への出張申請をしに沙名子のもとへやって来たのは、山野内亜希、34歳。以前トナカイ化粧品営業部員だった亜希は、合併で天天営業部員になっても意欲旺盛で、成績トップを目指して精力的に仕事をこなし上司との交流にも積極的だ。一方、沙名子は山崎から食事に誘われる。遠距離恋愛中の太陽とのことだと思い了承したけれど、山崎が切り出したのは社内の派閥のことで……?30歳を目前にした沙名子は、性別、年齢、恋愛、派閥……さまざまなしがらみにどう向き合う?