「風俗で働けば幸せになれるのなら、みんな風俗嬢になるよ。」あや乃
著者は、日本風俗女子サポート協会代表。元No.1風俗嬢で、風俗嬢歴は10年。
「10,000人以上の男性を接客した」、って経験がすごい!
P21
私の生きている意味を確認するのは、口座の残高とランキング評だけでした。
P69
そう、男性の喜ぶ話し方は、普通に日常を送っていてはなかなか気づけない。
男性向け接客用の話し方があるのです。
P91
「性欲」とは、実はひもといていくと、決してムラムラした欲という意味だけでなく、承認欲求や征服欲、知的好奇心や探究心、安心感が欲しい、解放されたいなど、実はいろいろな気持ちの集合体なのです。
P96
どんな女の子が、人気があるのでしょう?
(中略)
答えは、以外にも「素朴な女性」。
確かにルックスやスタイルがよければ、初めは人気が出るでしょう。
しかし長くリピートをいただくのは、見た目よりも、愛嬌とほっと心が落ち着く癒やしの雰囲気を持った女の子。
男とは?
P107
いつまでも幼く、単純で、ちょっとしたことでふてくされ、「すごいね!」って言ってもらえることが何よりも嬉しい。
子どもの頃から変わらず、「お母さん、あのね、聞いて、聞いて!」なのです。
だから、夜の世界が成り立つし、私たちもお仕事をさせてもらえるのです。
P124
自己肯定感が低いから風俗嬢になれるのか、風俗嬢になったから自己肯定感が低くなるのか。風俗嬢の永遠のテーマが「自己肯定感」。
P137
男性は、とても単純な生き物なので、この女性は適当に扱ってよい存在と一度認識すると、その関係性をずっと続ける。
適当に扱っていい女が、大切にしたい女に昇格することはない。
【ネット上の紹介】
デリ、箱ヘル、ソープ…すべてで1位になった私だからわかったこと。日本風俗女子サポート協会代表あや乃初エッセイ。
第1章 なんで私たちって病んでまで風俗続けるんだろう。
第2章 キャバ嬢はプライベートも売る仕事。だったら私は体を売るだけの風俗嬢を選ぶ。
第3章 「普通」であることはあなたの人生を保証するものじゃない。
第4章 風俗で働けよ!という男って架空でもなく本当にいる。でも、自分が変われば、いい男にもいい恋愛にも本当に出会える。
第5章 風俗嬢って不幸ですか?