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「明日のことは知らず」宇江佐真理

2019年01月24日 21時54分41秒 | 読書(歴史/時代)


「明日のことは知らず」宇江佐真理
シリーズ12作目。

P59
琵琶葉湯売りは五月の節句の頃より現れ、だいたい八月の半ば辺りまで商いをする。暑気払いや疫病を防ぐ効果があるという。

著者あとがきより
P293
私の病状が悪化して、よれよれのぼろぼろになっても、どうぞ同情はご無用に。私は小説家として生きたことを心底誇りに思っているのであるから。

【ネット上の紹介】
昔はよかったと言ったところで、時間は前に進んでいくばかり。過去を振り返っても仕方がない。本作のタイトル通り、明日のことはわからないのである…。大人気シリーズが誕生して二十年。髪結いの伊三次と、その恋女房で深川芸者のお文。仲の良い夫婦をめぐる人びとの交情が、時空をこえて胸を震わせてくれます。

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