「学校でまなびたい歴史」斉藤武夫
日出づる処の天子、書を日没する処の天子に致す。恙無きや、云々
A 日出づる処→日没する処
B 天子→天子
P103
(Aについては)「そんなに気にしなかったのはないか」というのが最近の研究のようです。
皇帝がいちばん許せなかったのはBの方、〈天子〉という言葉なのです。
P105・・・冊封体制
これまでの上下関係を考えると、許せなかったのでしょう。
P109・・・遠交近攻作
随はちょうどその頃、高句麗と戦争中で手こずっていた。
P110・・・翌年の遣隋使国書の書き出しの部分(再び小野妹子が代表)
東の天皇、敬しみて、西の皇帝に白す
【ネット上の紹介】
歴史の中のご先祖様、鎖国から見る西洋とのつきあいかた、武士の自己犠牲で実現した統一国家日本、東京裁判における不公平さ・・・。「わが国のあゆみ」を真摯な形で子ども達に伝える歴史の本。櫻井よしこ氏、石原慎太郎氏も絶賛です!!
第1章 歴史入門の授業「歴史の中にはご先祖様が生きている」―命のバトンと国づくりのバトンを受けつぐために
第2章 聖徳太子の授業「仏様か、神様か」―外来文化と伝統を統合した日本
第3章 続・聖徳太子の授業「遣隋使の国書」―中華冊封体制から自立した日本
第4章 鎖国の授業「西洋とどうつきあうか」―日本の安全を脅かしたキリスト教問題の解決
第5章 明治の改革の授業「廃藩置県に賛成か反対か」―武士の自己犠牲で実現した統一国家日本
第6章 昭和の戦争の授業「東京裁判について考える」―戦争の勝者が敗者を裁いた
終章 教育内容と指導計画の提案「わが国のあゆみ」の大きな物語