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「これは経費で落ちません!」(2)青木祐子

2017年05月15日 19時22分15秒 | 読書(小説/日本)


「これは経費で落ちません!」(2)青木祐子

シリーズ第2作目。
前作が良かったので、引き続き読んでみた。
レベルを保っている、今回も楽しめた。
前回も書いたが、経理部の森若さんのキャラクターが良い。
会社の飲み会も、女子会も参加せず。
誰とも一定の距離を保っている。


しかし、経理をしていると、上下関係なく、各部署の人々とかかわらざると得ない。
提出される領収書から、人柄・人格が見えてくる。
こうして、オフィスの人間模様が描かれる。

【おまけ】
願わくば、太陽との関係は一線を越えないように。
それだと、普通のオフィス小説だ。

【ネット上の紹介】
経理部の森若沙名子、27歳。多くの領収書を処理する沙名子には、社内のいろいろな人間関係が見えてくる。周囲に与えた分以上のことは期待せず、されず、精神的にも経済的にもイーブンでいることを大切にする沙名子は、他人の面倒ごとには関わりたくないのだけど、時には巻き込まれることも。ブランド服、コーヒーメーカー、長期出張…それは本当に必要なものですか?

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