そんなわけで、ハスと睡蓮を見学に行ってきた。
パソコンで検索すると、あちこちに名所がある。
とりあえず、自宅に近い所から行ってみた。
(以下、万博公園の日本庭園と自然文化園にて撮影)





クラックス、パンプ、ナカガイジム・・・と各ジムでイベントは行われた。
私も試してみた。
私が気に入ったのは、インスティンクトS。
さて、普段私が使用しているのはファイブテン・モカシム。
1990年代から十数年愛用している。
なぜ、モカシムなのか?、と言うと過去の流れから。
80年代末(90年アタマだったかも)、ローカットの時代になった。(これは革命的だった!)
ニンジャとレーザーを併用した。
(柏木のルートはこれで多数RP、ヨーロッパでも同様)
だから、柔らかいソールに慣れてしまっている。
クライミングスタイルも固まっている。(今さら変えられない)
足はベタ置きスメア、足裏感覚で「効いているかどうか」判断してムーブを出していく。
そんな訳で、90年代中旬に出たモカシム(スティルスC4)も気に入り、十数年愛用、となった。
さて、今回のスカルパ・イベント。
最初に書いたように、インスティンクトSを気に入った。
ずっとモカシムだったけど、違和感がない。
ゆるいターンイン&ダウントゥーだけど、別に問題なし。(登っていて気にならない)
いくつか良かった点を羅列する。
まず、履きやすい。
上のゴムが伸びるので、スポン!、って感じで履ける。(本革だと履くとき破れたりするし)
伸びる割に、履いてしまうと締まって、脱げそうにならない。(けっこうフィット感あり)
人工皮革・ロリカなので、履いてて皮が伸びてユルくなる、って欠点も軽減。
(本革は伸びるし、当たり外れアリで、穴が開いたりする)
ソール・ビブラム・XSグリップ2も足裏感覚良好。
柔らかくて、壁をはじかなかった。
次に、モカシムとの違い、欠点を書いておく。
つま先の上のラバーが使い込むと剥がれる、と思う。(可能性高い)
つま先部分が幅広く厚みもあるので、ルーフでのツゥフックが効きにくいかも。
(つま先の細いタイプが好きな方には合わない、と思われる)
ヒールカップがモカシムに比べかなり深い。
足入れに関して、複数の方が、踵後ろ部分が痛い、と言っていた。(私はOK問題なし)
ソール・ビブラム・XSグリップ2は、スティルスC4には多少劣る、と聞いた。
(私の試した限りでは気にならなかったが、使い込んだらどうだろう?)
足裏感覚良かったが、逆に磨耗激しい可能性アリ?
ソールの張替えでは、ビブラム・XSグリップ2未入荷、と聞いているので問題あり。
(以上、曖昧表現ばかりで申し訳ない・・・半年くらい使用しないと結果判らないから)
【結論】
試しに購入しようとしたら、「在庫なし」、とのこと。(何じゃそりゃ!)
でも、もし入荷したら試す価値あり。
(長年「コブラ」愛用の方も、「買ってみようかな」、と言っていた)
インスティンクトSばかり書いたが、一般にはフェローチェ人気、とのこと。
この後、イベントはナカガイ堺店(7月8日~7月11日)を経て、九州上陸。
地元に来たら、色々試してみて。
こんな機会がないと、履かない、履けない、って思うから。
他メーカーも、見習って欲しい。
PS1
イベント営業の方に、岡山、島根、山口も立ち寄るよう助言したが、「取引がないから…」、とのこと。
PS2
今日は珍しく、ストレートなクライミング・ネタだった。
(この調子が続くか?)
【参考リンク】
スカルパ、インスティンクトS - LOSTARROW News
『お釈迦様』シリーズが『マリみて』シリーズに追いついた!
と言っても、しっぽに辿り着いただけだけど。
でも、これにより同じ事件、イベントが異なる視点で語られ、立体的になってくる。
だから、同じセリフの箇所が出てくる。(当然だけど)
『マリみて』で言えば、シリーズ初巻で、祐巳と祥子さまのスール問題が絡んでくる。
そこで、「マリみて」初巻を再読した。(いったい何度目の再読だろう)
色々見えてきたものがある。
次のような会話がある。(P96)
【志摩子と祐巳の会話】
「私では祥子さまはだめだと思ったの。逆に、私にも祥子さまではだめなのよ、きっと」
「どういう風に?」
「祥子さまのこと好きだけど、私たちは相手に求めるものが違うの。だから、与えられるものも違うわ」
「・・・・・・・難しすぎてわからない」
しかし、わからない、と言っていた祐巳も心で感じ、わかるようになる。
最終段階になると、次のような会話とシーンがある。(P216~P225)
【祐巳と祥子の会話】
「柏木さんが警察に連れていかれるの、嫌ですよね?」
「どうして、そう思うの?」
「顔に、そう書いてあります」
「私のこと、よくわかるのね」
「・・・・・・はい。どうしてだか、すごく」
さらに、祥子様が柏木に平手打ちをして駆け去るシーン。
それを追いかける柏木を祐巳が転がし、祥子を追いかけていく。
そして、温室でのシーン。
シンクロ率100%になる瞬間である。
「スクールフェスティバルズ」でも、このシーンは登場する。(P165~P173)
ただし、柏木の視点で。
興味深いのは祐巳が祥子さまを追いかけていったシーンでの次の描写。
気のせいかもしれないが、ロサキネンシスの表情にも若干の敗北感が見られた気がした。
この描写だけでも、読んだ価値有り。
【ネット上の紹介】
リリアンの薔薇さまが花寺に登場! 花寺学院の学園祭。ミス花寺コンテスト(女装)の審査のため、リリアン女学園の薔薇さまたちが花寺にやってきた。祐麒たち1年生は口をきくこともできず…。(「薔薇さまin花寺」)ほか1編を収録。