ゴーストライダー2
2012年/アメリカ
共感しにくいダークヒーロー
総合
60点
ストーリー
0点
キャスト
0点
演出
0点
ビジュアル
0点
音楽
0点
赤茶けた炎に包まれているドクロがバイクを運転しているという主人公のゴーストライダー(=ジョニー・ブレイズ)のイメージは理屈抜きで面白いと思う。時々背景を真っ白にしたり真っ黒にしたりする演出もしゃれていると思うが、敵対するロアークや、触れるものをことごとく灰にしてしまうブラックアウトに化したレイ・キャリガンがゴーストライダーに一撃で殺られてしまい、一番の見せ所が呆気なく終わってしまうことは盛り上がりに欠ける。それはジョニー・ブレイズが父親を死から救おうと悪魔と契約したことが、そもそも父親のためではなく自分自身のためだったという心情が理解しがたく、悪と戦っているダークヒーローがロアークを倒してダニーを生き返らせたことで赤茶けていた炎が青白く変わり、それが天使をイメージすることになり、おそらく『ゴーストライダー3』の伏線なのであろうが、それはダニーを救ったためなのか父親の復讐を果たした結果なのかはっきりせず、どうも善悪の区別が分かりにくい。ヴィジュアルの作り方が良いだけに脚本の緩さが目立つ。
それにしても作品の出来の善し悪しに関わらず、ニコラス・ケイジのB級映画へのはまり具合は右に出る者がいない。
R-1優勝は三浦マイルド!ボロ負けのスギちゃんとキンタロー。は「公開フライング・ベッド」(クランクイン!) - goo ニュース
1回戦で「広島弁を意訳したフリップ芸」を、2回戦は「道路交通警備員西岡さんの言葉ネタ」
とネタの種類を一変させながら質を落とさなかった三浦マイルドが審査員の満場一致で
優勝したことは桂文枝が指摘した通りだと思う。キンタロー。とスギちゃんは見飽きたとは
言わないまでも確かに新鮮味は無かった。特にスギちゃんは大会という場所でどのネタが
受けるか試しているという余裕をこいていたことが気になったが、それ以上に気になった
存在がプラスマイナス岩橋で、彼は生放送の本番だということに気がつかずに、まだ
リハーサルをしているような緩さだった。優勝を逃したアンドーひであきの洗練された芸が
お笑いというジャンルに属するのかどうか微妙ではあるが、華があるから確実に営業の仕事
は増えるだろう。