チャーリーズ・エンジェル フルスロットル
2003年/アメリカ
エンジェルたちの引退後の身の処し方について
総合 80点
ストーリー 0点
キャスト 0点
演出 0点
ビジュアル 0点
音楽 0点
本作は2004年の第24回ゴールデンラズベリー賞の最低続編賞を受賞したらしいのであるが、個人的には前作よりもテーマが明確であるためにただのアクション映画に甘んずることを免れていると思う。
ナタリー・クックがボーイフレンドのピーター・コミスキーと同棲を始めて、アレックス・マンディもジェイソン・ギボンズというボーイフレンドがおり、ディラン・サンダースはいまだにフリーなのだが、海岸でランディ・エマーズを監視している最中に、アレックスとディランが結婚による引退についての話題を始め、ディランは若いエンジェルズたちと老いた自分の未来を想像してぞっとなる。
追い打ちをかけるようにディランの昔のボーイフレンドであるシーマス・オグレイディと遭遇し、アレックスとナタリーに危害が及ぶことを恐れたディランは2人の前から姿を消すのであるが、ディランのように男性運もなく将来の不安を抱いたエンジェルは既に存在しており、それがマディソン・リーなのである。マディソンがチームワークよりも個人行動を重視する理由は、チームで行動する限り必ず訪れる老いによる他のメンバーとの比較に耐えられなかったからであろう。
ストーリーは結婚後もエンジェルを続けるというナタリーの一言でハッピーエンドで終わらせているが、ヒロインではなく‘ヒーロー’として振舞わなければならないエンジェルたちの苦悩がさりげなく描かれているところはもっと評価されてもいいと思う。
きゃりーぱみゅぱみゅさんの一気飲みPVに抗議(読売新聞) - goo ニュース
きゃりー 一気飲み抗議に言及(スポニチ) - goo ニュース
きゃりーぱみゅぱみゅの新曲「ふりそでーしょん」のプロモーションビデオを見てみたが、
削除の要請があったとされる「アルコールを一気飲みしているような場面」が具体的に
どの部分なのか全く分からなかった。特別に他人に一気飲みを強要されているわけでも
なく、かと言って蓋を開けたばかりのビンを最初から最後までかけて飲み干すような
シーンも存在しない。「ふりそでーしょん」のプロモーションビデオで文句を言うくらいならば
毎日のように放映されているテレビの2時間ドラマで次々と人が殺されるシーンの削除を
要請したら、少しは殺人も減るのかもしれないが、ところで「一気飲みの問題に取り組む会」
という会が本当に存在するのかどうかという点に私の関心は移りつつある。とにかく最近は
何であれ話題になるだけで新手のプロモーションに見えてしまう。