ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日
2012年/アメリカ
ファンタジーとして語る意味について
総合 60点
ストーリー 0点
キャスト 0点
演出 0点
ビジュアル 0点
音楽 0点
『ビッグ・フィッシュ』(ティム・バートン監督 2003年)と本作の共通点は、語り手の物語が突飛なところであるのだが、『ビッグ・フィッシュ』にあって『ライフ・オブ・パイ』に無いものは、現実とファンタジーの狭間に存在する‘脚色’である理由は、『ビッグ・フィッシュ』が‘武勇伝’であることに対して、『ライフ・オブ・パイ』が苦難の話であるからだろう。
主人公のパイ・パテルがヒンズー教のみならず、キリスト教やイスラム教まで信仰するようになり、ドストエフスキーの著書やアルベール・カミュの『異邦人』を読んでいるところを見ると、その後のパイと、リチャード・パーカーと名付けられたベンガルトラとの漂流は、全く理解できない相手とどのように共存していくのかという危険な実践を試みているように見える。ここまでならば私も納得できるものだったのだが、メキシコに漂着したパイが日本から来た保険外交員に対して語った話を聞いて、このファンタジーは母親を助けることが出来なかったパイがそれを忘却する目的ででっち上げた物語のように思えてしまい、現実逃避なのではないかと訝ってしまう。
確かに映像は美しく、文句のつけどころがないのであるが、ストーリーの善し悪しの問題ではない肉親の死をファンタジーにしてしまい、特に自分を助けてくれた母親の勇気を語り伝えようとしないパイの心情に共感出来ないのである。
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ブログの2013年1月28日では「若いうちの傷はすぐ治る」とか「本当に辛いときに、底力に
会える。会おう、たくさん。かかってこい、逆境」という勇ましい峯岸の言葉が羅列されており、
当然、「週刊文春」に掲載された白浜亜嵐の自宅マンションに宿泊した「お泊まり愛」の
スキャンダル記事に対して徹底抗戦するのかと思っていたからで、やはり秋元康に見放され
てしまうとどうしようもなくなってしまうようであるが、どうも次の日の2月1日にAKB48の
ドキュメンタリー映画「DOCUMENTARY of AKB48 NO FLOWER WITHOUT RAIN
少女たちは涙の後に何を見る?」の初日というところが気になって、まさかプロモーションの
一環だとするならば秋元康の商魂と峯岸みなみの根性に恐れ入ってしまう。