PARKER/パーカー
2013年/アメリカ
大金持ちのギャング
総合 80点
ストーリー 0点
キャスト 0点
演出 0点
ビジュアル 0点
音楽 0点
主人公のレスリー・ロジャーズは離婚後母親と二人暮らしである。不動産会社に勤めているものの、40歳目前のレスリーは若い社員たちに疎まれており、家に帰っても、独立して幸せな家庭を築いている妹と比べられながら母親にこき使われている有様で、母親は優雅にテレビドラマ『ザ・ヤング・アンド・ザ・レストレス(The Young and the Restless)』を観ている。改めて説明するまでもなくこのドラマは裕福なブルックス家と決して裕福とは言えないフォスター家の貧富の格差が引き起こす悲喜を描いたコメディであるが、色々な意味で‘貧しい’ロジャーズ家の目の前に突然現れた人物が、もうひとりの主人公であるパーカーと彼の恋人であるクレアの‘裕福な家族’である。
本作がただのフィルムノアールではないところは血みどろのギャング映画に‘昼ドラ’を組み込んだことで、‘金持ちのギャング’という新たな視点を取り入れた点にあるのだが、やはりB級テイストが抜けていないと思われるところは、例えば、最初のオハイオ・ステートフェアを襲撃後、仲間割れをしてパーカーが瀕死の重傷を負った後に、パーカーに止めを刺そうとハードウィックがパーカーを撃つのであるが、実はハードウィックはパーカーを撃っていなかったためにパーカーは通りがかりの人たちに救われることになる。しかしクライマックスにおいてパーカーは、一命を救ってくれたハードウィックを撃つことに多少の躊躇いを示してもおかしくない場面でも容赦なくロスを射殺してしまう。このような演出のラフさはB級映画の特質といってもいいのではないだろうか。
プリンめぐって空港検査員に暴行 容疑の中国人逮捕(朝日新聞) - goo ニュース
成田空港の手荷物検査で、機内への持ち込みが制限されるプリン4個を回収した検査員
を突き飛ばしたとして、暴行容疑で現行犯逮捕された、中国の香港へ帰国しようとしていた
男は32歳の立派な大人らしい。プリンは日本で買ったものらしいが、さすがにいくら中国
でも特に香港であるならばプリンは普通に売っているだろう。テロ対策で国際線では液体物
にあたるプリンの持ち込みは1個100グラム以下に限られており、男が持ち込もうとした
プリンは1個150グラムで制限を超えていたために、1リットル以下の透明な袋に詰めて
いれば持ち込めたらしい。私はいままでプリンに関してこれほど頭を使ったことはない。