MASQUERADE(マスカレード)

 こんな孤独なゲームをしている私たちは本当に幸せなの?

『映画 謎解きはディナーのあとで』

2013-08-03 22:03:14 | goo映画レビュー

原題:『映画 謎解きはディナーのあとで』
監督:土方政人
脚本:黒岩勉
撮影:栗栖直樹
出演:櫻井翔/北川景子/椎名桔平/中村雅俊/桜庭ななみ/宮沢りえ
2013年/日本

ウイスキーの謎

 全く期待していなかったが、脚本は非常に良く出来ていると思う。改めて説明する必要もなく、ネタバレを避けるために多言はしないが、風祭京一郎がバーのカウンターで飲んでいる際に、隣に美人が座っていることに気がつくと、ウイスキーが入ったグラスをその美人に向かって滑らせたものの、その美人の目の前を通過して彼女の隣に座っていた熊沢美穂に命中してしまい、美穂はウイスキーでびちゃびちゃになってしまうのである。風祭京一郎はウイスキーで何をするつもりだったのか、その謎は本編では明らかにされなかった。


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“外”を見ない政治家たち

2013-08-03 00:02:12 | Weblog

麻生氏発言「ナチスを正当化した趣旨ではない」 橋下氏が見解(産経新聞) - goo ニュース

 日本維新の会の橋下徹共同代表が1日、麻生太郎副総理兼財務相の発言について、

「ちょっと行き過ぎたブラックジョークだったんじゃないか」と述べている。ブラックジョークの

時点でシャレにならない部分を含んでいるのだから、それがちょっとでも行き過ぎれば全く

シャレにならないものとなるだろう。橋下は「ナチスドイツが生まれてきた民主主義の経緯が

あり、『憲法改正論議を心してやらなきゃいけない』という趣旨だったのではないか。そういう

意味だからこそ『手口』という言葉を使った」と述べているが、「手口」という言葉は基本的に

犯罪などのやり口を指し、「ナチスドイツを正当化した発言でないことは国語力があれば

分かる」とも語っているが、問題なのは日本語力以上に、どのように翻訳されるかであり、

慰安婦発言でアメリカに“出入り禁止”になった経験を橋下は反省していないようである。

「政治家の発言は世界に伝わることが前提で、世界の文脈を意識して発言すべきなのに、

いつまでも進歩しない」と批判している95歳の中曽根康弘元首相の方がよっぽど聡明で

ある。さらに、ナチスを例えにした事について「政治家で(こうした言動を)やろうと思ったら、

こういう批判は出るんだろう。エンターテインメントの世界とかならいくらでもある」とも橋下は

述べているが、言わずもがなではあるが政治はエンターテインメントではない。


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