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MASQUERADE(マスカレード)

 こんな孤独なゲームをしている私たちは本当に幸せなの?

『科学忍者隊ガッチャマン』

2013-08-23 22:58:52 | goo映画レビュー

原題:『科学忍者隊ガッチャマン』
監督:鳥海永行
脚本:鳥海永行/鳥海尽三/陶山智
撮影:平山昭則
出演:森功至/ささきいさお/杉山佳寿子/塩屋翼/兼本新吾/大平透/田中信夫/寺島幹夫
1978年/日本

「ガッチャマン」の「ガッチャ」の意味

 実写版『ガッチャマン』(佐藤東弥監督 2013年)を観るための予習として観てみたのであるが、テレビ版を無理に再編集したためなのか意外とストーリーが荒い。前半のV2計画を巡る主人公の大鷲の健と彼の幼馴染のサブの裏切りを経て、健が4歳の時に行方不明になった実父であるレッドインパルスの隊長との14年振りの再会と直後の別れの物語はまだしも、後半のコンドルのジョーをメインキャラクターに据えた物語は破綻していると思う。走行中にギャラクターに捕らえられ、ギャラクターの戦闘機に監禁されながらもジョーは驚異の身体能力で隊員たちを倒していくのであるが、ベルクカッツェがジョーに浴びせたサーチライトで何故か体力を奪われ、それでも飛行中の戦闘機から飛び降りながら変身することで、地上に無事に降りたものの、直後に背後から来た車とぶつかってしまい、気がつくと診療所のベッドの上で寝ており、医療機器が何もないところでジョーは過去に頭に受けた弾丸の破片による傷によって残された命が一週間から長くても10日であることを知り、無理を押してヒマラヤの奥にあるギャラクターの本部に乗り込み、最後はいつの間にか放っていた羽根手裏剣で地球の危機を救うことになるという荒らさである。アニメがこのような作風の上に、私の知る限り今のところタツノコプロ作品において成功している実写版はないので、それほど実写版にも期待していなかったのである(続く)。


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秋田書店はブラック企業?

2013-08-23 00:02:02 | Weblog

懸賞水増し 不正訴えた社員解雇 秋田書店「発送せず窃取」(産経新聞) - goo ニュース
秋田書店、景品水増しの不正告発した女性を解雇(朝日新聞) - goo ニュース

 秋田書店が漫画雑誌の読者プレゼントの当選者数を水増しした問題で、同社が社内で

不正を訴えた28歳の女性社員を昨年、プレゼントを盗んだとして懲戒解雇していたという

問題が不思議な理由は、雑誌のプレゼント業務を担当していた女性社員に、昨年2月29日

に「読者プレゼントを発送せず、窃取した」とする解雇通知を送付した際に、当然ながら

プレゼントを発送していなかったわけだから、読者に対して事実を公表して謝罪なりする

べきで、さらに会社の信用を失墜させたことで秋田書店がこの女性社員を訴えるべきで

あるはずなのだが、何故か消費者庁から措置命令を受けるまで、今回の一連の件は

公にされなかったことである。秋田書店は「あたかも不正を指摘し、改善を訴えたため解雇

されたなどと主張しているが、理由は賞品を不法に窃取したことによるもの。法廷で事実

関係を明らかにし、正当性を証明する」とのコメントをホームページに公表しているが、

詐欺集団が窃盗被害に遭った事の“正当性を証明する”というのは『がきデカ』風ではある。


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