青空、ひとりきり

鉄路と旅と温泉と。日々の情景の中を走る地方私鉄を追い掛けています。

早起きは成り行き任せ

2012年05月13日 21時51分11秒 | 日常

(キャベツがポイントね@つけうどん大・500円)

最近、子供を寝かしつけているとそのまま子供と一緒に早々とガーガー寝てしまう事が多い。そうなると歯も磨かず服も着替えずなのでだいたい変な時間に起きる。今日もそんな寝方をしてしまい朝5時に起きてしまったのだが、5月も中旬になると朝5時でもすっかり明るいのね。少し冷えて乾いた朝の空気を吸いつつベランダでタバコを一服燻らせば、澄んだ空の向こうに丹沢と富士の峰。何だか朝からとてもいい天気になる予感がするので、とりあえず風呂を沸かし直して身を清め、寝ている嫁さんと子供の周りで朝からガタガタと物音を立て、寝ぼけ顔をして起きて来た二人に「あまりにも天気がいいから出掛けるぞ」と伝えてケツを叩く。どこへ?ってそんなん決めてないがな。あ、そう言えば最近山梨の方って行ってないよね。静岡方面ばっかだから、ちょいと山梨行って吉田のうどんでも食って来ようか?遠い?いや~、吉田とか都留辺りなら大して遠くないよ。この手の思いつきはノリと勢いが大事。早く出れば出ただけどうにでもなる。モタモタするのが一番ダメなんだよね。
世の中讃岐うどんは持て囃されてますが、まだまだ吉田のうどんはマイナーですかねえ。たまにすご~く食べたくなるんですが…手打ちの麺は讃岐うどんのコシとは一線を隔すガチガチの歯ごたえ、伊勢うどんと比べたらダイヤモンドのような硬さだろうか。一本一本をよく噛みしめて食べるからアゴが疲れんだよね(笑)。煮干しとカツオの効いた味噌醤油味の濃い出汁に、すりだねと言われる辛子味噌を入れてアグアグと食べつつ添えられた茹でキャベツのシャキシャキとした感じがいい箸休め。こんだけ食ってもだいたいワンコイン以下と言うコスパの良さは、ポピュラーになった讃岐うどんに無くなった「地域限定もんのアクの強さ」みたいなのが残ってるのが魅力的。昼メシは親子学生職場の仲間、みんな揃ってうどんを食うのが山梨郡内、特に吉田と都留の倣いなり。


親子三人で腹いっぱい小麦粉食って1000円ちょっと。さて、と車のハンドルを握ったところでのヨメの一言。

「ここらへんは電車はないの?」

最近、全く興味のなかったこのジャンルを子供と一緒に付き合っているうちに、「第三セクターって何なの??」「全線非電化って何??」とか質問して来るようになったヨメさんですが、だんだん分かってきたようです(笑)。そうと決まれば話は早い。ここらへんには、開業当時の塗色を身にまとい、最近華麗にデビューした観光列車があるのです。これ、乗ってみよう。
コメント
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