(鯨貸し切り列車@長野電鉄幕)
先日まで屋代線のレギュラーとして奮闘して来たO2編成を使用した貸し切り列車。列車の愛称名は特に決まってないようでしたが、「鯨特急小布施行き」とアナウンスされてましたんでそう言う列車です(笑)。長野から小布施に今回、先日来懇意にさせていただいているまつ氏にお招きいただき、このようなイベントに参加させていただくことになりました。日程としては長野→小布施→須坂と走って須坂の車庫で撮影会となるようですが、鉄としての趣味は孤独に子供と二人でやって来ましたのでw、この手のイベントに参加すること自体が初めて。ちょっとドキドキw
催行人員は50~60名程度と、ちょうど鯨2両で全員が着席確保出来る人数。
定期スジの合間を縫って、10時過ぎに地下駅の長野から出発進行!
地上区間に出ると車内ではライブも催され、音楽を聴きながら車窓を見るとちょいと「世界の車窓」から的雰囲気。
まあ車窓から見えるのは本郷辺りの住宅街なんだけど気にしないw
朝陽から単線区間に入り、交換待ちをしながら30分で須坂到着。
何でもありの団臨列車、正面の貫通扉に張られたヘッドマークもどき?も色々。
ちょっと「マリンブルーくじらなみ」を思い出します(笑)。
海のない長野県民のために、7月8月の土休日を中心に湯田中→屋代→長野→直江津→鯨波の区間で運転されていた「快速くじら」。
長野電鉄線内では屋代、松代、須坂、小布施、信州中野に停車し、特急扱いになっていました。
…そんな妄想を楽しめるのも、団臨の良さなんでしょうね(笑)。
団臨くじら特急は、ここで5Aゆけむりに追い越されます。
小布施駅では通常使用しない3番線に車両を入れて、鯨電車の撮影会。
一応沿線随一の観光地・小布施ですから、主催者側も観光や散策を楽しんで頂けたらと言うご配慮もあったようですが…
夏のような日射しの中、ほぼ全員撮影に夢中になると言うw
屋代線のラストを飾ったO2編成ですから、ちょっと時間を2カ月戻してラストランスタイルに。
貫通扉のヘッドマークは…ネタですねw
シュプール信濃竹原って(笑)。
ネタなんですけど、細部まで妥協のない作り込みに気合と苦労の跡が偲ばれます。
ほら、ヲタってそういう細かいトコやたら突っ込むじゃないですかw
「私をスキーに連れてって」が平成まで大ヒットしていたら、EF62牽引の12系が信州中野あたりまで突っ込んで来たのかもしれないと妄想。
まあEF62とか走らせたら、屋代線の軌条がぶっ壊れてしまうと思うがw
非冷房O2編成、走ってるうちはいいけれど、止まっているとさすがに暑い本日の長野地方。
撮影に一息ついて車内に戻り、配られたお茶をグビリ。
扇風機の下に立てば、何となく懐かしい音とともに一瞬の涼が。
都会の電車には既に扇風機なんか付いてませんので、これはこれで貴重な存在かも。
南武線の101や103は外付け扇風機でしたが、鯨の扇風機は埋め込み式だね。
この埋め込み型扇風機、井の頭の3000とか、先々週乗った京王本線の5000と同じ形だな。
思い出してみれば、昔の地下鉄って暑かったよなあ。
小田急線沿線住民としては、夏に代々木上原乗換で103の1000番台とか当たると最悪(笑)。
我孫子の祖父宅に行く際に、あまりに暑くてゲロ吐いちゃった記憶があるもんw
103の1000番台はその後真緑に塗りかえられて常磐快速で地上線を爆走してたけど、あれはあれで痛快だったね。
10+5の15両編成とかあったしw
そんなアツアツの地下鉄から常磐線に乗り換える北千住の駅で、小菅方の留置線に停まっていたのがこの鯨さん。
パイオニアⅢの台車輝く東急7000とかに「日比谷線直通」ってサボが固定されていた、そんな時代のお話です。
昔話は次回へ続く。