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(昭和35年開業です@足滝駅駅名標)
昭和2年、飯山鉄道の足滝臨時停車場として開業した足滝駅。昭和19年の戦時買収により国鉄となった際に一時廃止の憂き目に遭いましたが、昭和35年に無事足滝駅として復活しています。待合室に付いていた財産票に「昭和35年」って書いてあったから、ここの駅の待合室は復活開業当時からのモノらしい。そんなに長い事使っているように思えないくらい小ぎれいに使われてまして、そこらへんに周辺住民の駅への愛着を感じたりもします。
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列車の到着の時間が近付いてきました。と言う事で先攻の186Dはホーム先から雪の森をくぐるような構図で、林鉄感のあるこの駅の魅力を摘まんでみましたがいかがなもんでしょうか。ってか運転士さんも足滝の駅のホームで構えられてもびっくりしちゃうかもなあ…という若干の申し訳なさが。十分に安全に配慮した位置から撮影はしていますけども、平日の昼間に誰も足滝に人がいると思わないでしょ(笑)。
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申し訳程度のドア扱いをして、タッチアンドゴーで樹氷に包まれた駅を去って行く186D。どの列車もきっとこうなんでしょう。全てが止まったような氷の世界を去って行く列車のテールランプ、二条の鉄路だけが雪の上でくっきりと像を結んでいます。