(R353十二峠トンネル@南魚沼市上野)
関東地方でも大雪の予報に、気象庁からは「不要不急の外出は控えるように」とのお達しが出ていた月曜日。こんな事になるとはつゆ知らず有休を取っていたアタクシ。悪天候のトラブルを考えると出掛けようかどうしようか凄く迷ったんだけど、前々から「一日出掛けるからネ!」とヨメさん子供に根回しを行っていたのを天気のせいでホゴにするのは極めて勿体ない。元々クルマにはスタッドレス履かせているし、ヒサブリに雪道走りたかったと言う事もあるしってコトで北信方面にハンドルを向ける事にしました。塩沢石打ICから津南方面へ抜けるR353十二峠、度重なる雪崩のせいで樹木も疎らな峠道はいかにも雪国へのアプローチと言う感じがして気分が上がりますね。
もちろん今回わざわざ北信妻有まで来たのは、雪道をただ走るだけじゃなく、「去年のGWに追っかけ回した飯山線のキハ110飯山色を改めて雪景色で撮影してみたい」というかねてから温めていたミッションが本命です(笑)。この日のファーストショットは土市~十日町間の大黒沢跨線橋から123D十日町行き。十日町で40分のインターバルを取って改めて181Dとして越後川口に向かう列車なので、飯山色追っ掛けクラスタには飯山色が先頭で入るとかなりオイシイ列車なのですが…キハ110一般色2連ですか。今回は事前ネタがないのでまずは飯山色がどこに走っているのか探さなきゃならんのですけど、これで返しの182D→136Dに飯山色が入る流れが消えたね。
夜の間に降った新雪を軽くはたきながら163Dが小サミットを上がって来ます。これもキハ110一般色の単行。バックの針葉樹の雪付きも申し分なく、さすがに飯山線は冬の似合う路線でありますね。越後水沢~土市間の踏切で構えたんですが、足元から雪の冷たさが上がって来てもっそい寒い。線路際の雪壁が高くて構図の幅を広げるためには脚立はあったほうがよさげだねえ。
123Dでも163Dでも飯山色は現れず。これなら本数の多い長野側から攻めたほうが良かったんじゃないの~?と思われるのですが、飯山色2両のうちのおそらく1両は何となくアテがあるので、何となくのアテを信じて撮影場所のロケハンに向かう事に致します。